ウスバシロチョウの幼虫
里地の片隅にある草むら。
一見まだ一面の枯草のように見えるが、よくよくみれば地面に芽吹き始めたムラサキケマンが点々と見つかる。
毎年ここに黒とオレンジの芋虫を探していたのだが毎回空振りが続いていた。
今年はめぐりあわせが良かったのか、ウスバシロチョウ幼虫のせかせかと忙しく動く姿を見つけることができた。
今シーズンは季節の進みが遅いしまだ孵化していないのかと思っていたが、個体差はあるもののどう見ても結構育っている個体もちらほらと見受けられ、想像以上に早く孵化するらしい。
ここ数日だって何度も雪が降っているというのになんとも逞しいもんだ。
ウスバシロチョウ自体はどこにでもいる感じだし、食草のムラサキケマンもまた然り…なのだが、今回見た限りだと決まったところにまとまっている感じなので、広く探さないと見つからないのかも。
とりあえず一回目はクリア、ということで再現性が出せるようにもう一回ぐらいは探しに行きたいところではある。
2017年4月 長野県岡谷市
- 関連記事
-
-
ジョウザンミドリシジミとアカボシゴマダラ 2017/07/12
-
ギンイチモンジセセリ 2017/06/15
-
ウスバシロチョウの幼虫 2017/04/03
-
キタテハ 2017/03/30
-
あざとい 2016/12/26
-
2017.04.03 | Comments(0) | Trackback(0) | チョウ
