オオムラサキの越冬幼虫
とある小さな神社。
遠くから見た時に良さ気だったので寄ってみた。
案の定、境内には二本の恐ろしいほど立派なエノキが立っていた。
当然ながら根元に目を移す。いい感じ。
落ち葉をめくり始めてすぐ、オオムラサキの越冬幼虫が姿を見せた。
土地柄上、住宅地の中の小さな林でも気軽にオオムラサキが見つかるのが嬉しい。
やはりこの顔は反則。
そういえば夏に諏訪でアカボシゴマダラを見つけたのを思い出す。
私信では甲府あたりではもはや普通種になっているというが、諏訪でも定着するのだろうか。
いや、それ以前に彼らは小淵沢‐富士見の峠を越えられるのか?
あのあたりはカナブンやヤマトタマムシといった虫たちが越えられなかったであろうラインである。
それに食樹はエゾエノキしかないが…まぁそこは生命力が強い彼奴らのことだ、問題ないだろう。
にしても、最近は新しく侵入してきた外来種の話題が多い。
もちろん入ってきた彼ら自身には罪はないのだが、いやはや何とも複雑な時代になってきたもんだー。
2018年2月 山梨県
2018.02.16 | Comments(0) | Trackback(0) | チョウ
