春のかけら
春を求めて山梨の河原へ。
ヤナギの萌木色が目に優しい。
あの幻のガに会えたら嬉しいなと思いながら河原を這いずり回ったが、当然出会うことはなかった。
それにしても花粉と枯草ダストのダブルパンチはアレルギー持ちには大変堪える。
朦朧する意識の中、苦しいんだか楽しいんだかよくわからない気持ちで泣きそうになる。
河原の砂地の上で小さな黒いものが動いた。
小さくてよくわからないが、見たことのないゴミムシダマシだった。
帰って調べてみるとどうやらオオマルチビゴミムシダマシという種類のようだが、なんとも不可思議な和名をつけられたもんだ。
虫自体はシブカワ系でなかなかチャーミング。
公園の木の幹にはムラクモハマダラミバエらしき姿。
最近意識していなかったせいか、随分久しいように感じる。
傾いた日差しを浴びてアケビの新芽が輝き始める。
本格的な春は、もうすぐそこ。
…やめて、もうちょっとゆっくりきて。お願いだから(本音)。
2018年3月 山梨県韮崎市
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2018.03.27 | Comments(0) | Trackback(0) | 雑記
