春の名残
もう6月になってしまった。
つい先日年が明けたと思ったのに…と繰り返すようになって早幾年、すっかり年を食ってしまったのだなと認識する。
すでに季節は初夏に移ったが、山はまだ春の名残が残っていて、エゾヨツメもそんな名残のうちの一つかもしれない。
エゾヨツメは邦産のヤママユガとしては唯一春発生の種である。
最近はオオシモフリスズメ、イボタガと並ぶ春蛾のスターとなっているが、♂はともかく♀は灯火に飛来することが少ないため出会い難いとされている。
ただ、そんなエゾヨツメの♀にはなぜか6月の山で、しかも明るい時にひょっこり出会ったことが一度ではなかったりする。
もちろんある程度の標高の山だが、意外な出会いはうれしいものだ。
もふもふ。
そろそろ暑くないかい?
2018年6月 長野県
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2018.06.03 | Comments(0) | Trackback(0) | ガ
