隅田川の桜と写真展
土日と東京に出ていました。虫とかカメラとかとは全然関係ない旅行だったのでネタはそんなにないです。
土曜は夕方に少し時間が空いたので宿の近くを散策。浅草だったのでとりあえず浅草寺に行って、おみくじ引いたら凶が出た。凶が出たのって何年振りかな~。凶はしばって帰れと書いてあったのでしばり付けようとしたらいきなり千切れるおみくじ。やめてくれ、縁起でもない…。
隅田川の桜 EOS20D Sigma17-70mmZoom 内蔵ストロボ
それでもまだ時間が余ったので隅田川沿いを少し歩くと、もう桜が咲いていた。ソメイヨシノではなく、大寒桜という品種らしい(樹名板があったのだ)。たとえ河岸がコンクリートで固められ、情緒と言うものが欠片もなくなってしまったとしても、隅田川と桜という組み合わせの響きにちょっとしたものを感じてしまうのは日本人だからだろうか。
大寒桜 EOS20D Sigma17-70mmZoom 内蔵ストロボ
なんとかならんかと思ってハイキー目に撮ってみた。
こういうときはズームって使いづらい。
清瀬市郷土博物館 EOS20D Sigma17-70mmZoom
翌日曜は自由行動にさせてもらい、くぼ氏と合流。憧れの昆虫写真家、新開孝さんの写真展を見に清瀬市郷土博物館へ行く。本当は当日行われる講演会を聞きたかったのだが、予約はいっぱいでキャンセル待ち状態らしいので諦めた。だが、それでもご本人にお会いすることが出来て、少しだけだがお話をさせていただくことができて感激。会場はそこそこの広さだったが、約150枚と言う膨大な量の写真が展示されていたために狭く感じるほどだった。もちろん写真はどれも素晴らしく、とにかく見ごたえのある写真展だった。ちなみに昨日が最終日。
また、今回特に印象に残ったのはこの写真展が地域に非常に密着しているな…ということだった。駅はもちろんのこと、博物館へ向かう道沿いや飲食店の窓などいたるところに掲示があり、会場でも地元のボランティアの方々が受付や解説をされていて、とかく個が強調されがちな一般のギャラリーでの写真展とは一線を隔していた。また、会場には子供達の姿も多く、地元のお客さんも多くいらっしゃっていたようだ。これだけの協力が得られたのはおそらく新開さんご本人の人柄、そして清瀬市の方々の深い理解と地域への関心があったからこそではないだろうか。人と人との繋がりが希薄になっている昨今、こうした形でイベントが行われているのはとても大きな意義があるはずだよなぁ…と改めて考えさせられた写真展だった。
2007.03.19 | Comments(0) | Trackback(0) | 雑記
