神社とクスノキ
仕事でもってここしばらく静岡で過ごしている(すぐに戻るけど)。
とある場所で待ち合わせの時にちょっと時間が余った。
境内で目立つのは立派なクスノキ。
諏訪にはクスノキがないので(寒すぎて育たんのだろね)まさにイメージは南国の木である。
東京にたくさんあったとしても、南国の木である。
この枝ぶり、どう見ても熱帯の樹冠ではないか。
そんなクスノキについていたのは樹名板。
虫屋のサガとしてめくらずにはいられない。
早速めくってみると、大きなカメムシが落ちてきた。
キマダラカメムシ…お久しぶり。
というか、生きている成虫を見たのは7年以上前に一度だけだから、これで二度目の出会いとなる。
ん~む…なんと武骨で重厚な質感か…。
既に関東一円では広く分布していると聞くが、そういう事情を差っ引いてみればまことにでかくてかっこいいカメムシだと思う。
そういえば昨年12月にはやっぱり仕事先の下田でクスベニヒラタカスミカメという輩を初めてみた。
近頃はちょっと呆けているとあっという間に世の中に置いて行かれる…それは虫の世界でも同じみたい。
いや、むしろ加速してるのかしら。
まったくもって、なんだかなぁ。
2021年1月 静岡県
最近の機材:E-M1MarkII,EF8-15mmf4LISUSM,M.SUIKO60mmf2.8Macro,STF-8他
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2021.02.03 | Comments(0) | Trackback(0) | カメムシ
