福寿草
久しぶりに晴れて気温が上がった。
気分転換に何カ所かフィールドを回ってみるが、特に目立ったものはなし。
ま、午後になってからの動き出しでは仕方がないか。
昨年見つけた小さな畑地周りで福寿草がまとまって咲いているのを見かけた。
よく調べていないが、萼片は長そうな感じなのでフクジュソウだろうか。
石垣に沿って咲いていたのは耕起していないところが残ったせいだろうか。
いずれにせよ、人の手によって植えられたものに間違いはないだろう。
むしろ、この花には人のにおいがするところで咲いていてこそ趣深い…のかもしれない。
途中、畑の手入れに来ている方に出会ったので少しだけお話を聞かせてもらう。
「昔はここら一体田んぼだったのにほら、ここの家ももう何年もきてねえから、もうこんなに藪になっちまった…。
この水も川から引いてきてるんじゃなくて林から湧いてる水なんだよ。
いいところだと思うけど、俺らの子供世代は会社辞めても年金あるから農業なんてやらねぇしな…」
そんな風な話を聞きつつ、自分も農業やるかってぇと…と考えてしまい、ちょっとだけ耳が痛かった。
2022年4月 長野県
- 関連記事
-
-
毎年恒例 2023/03/16
-
野萱草 2022/08/13
-
福寿草 2022/04/05
-
チゴユリとギンリョウソウ 2021/05/27
-
日光猫の目草 2020/04/23
-
2022.04.05 | Comments(0) | Trackback(0) | 植物
