キジョランと水玉模様
杉林の中で青々としていたつる植物。
同行していた人が「これなんですか?」的な声をかけてくれたので見てみたのだが、地元にはない植物。どことなく雰囲気的にアレじゃないかと思うが確証はない。
とはいえ何となく「キジョランですかねぇ」と答えて葉を見ると丸い食痕。
これはもしやと思って数枚葉をめくってみる。
あ、ほんとにいた。
アサギマダラの幼虫。
近影。
過去には1,2回しか見たことがなかったのでこれ幸いと写真を撮ってみるがなんともエキセントリックな見た目である。
そしてこの肉角と正面顔。
何枚かめくっていると今度は蛹が出てきた。
ん?蛹でも越冬するんか?
あるいはもう春だということで成長を始めているのか(確かに菜の花やら早咲きの桜やらは咲いていたけれど)…ちょっとわからない。
そもそもマダラチョウとかいう熱帯が本場のグループにとって、冬眠というモノがどこまで通用するのだろうか…が、オオカバマダラとかリュウキュウアサギマダラとかは成虫越冬だし…。
ますますもってワカラン。
アサギマダラの蛹を見るのは初めて。
この仲間の蛹は不思議な形をしているものだなぁ。
2023年2月 静岡県伊豆半島
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2023.02.10 | Comments(0) | Trackback(0) | チョウ
