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そこはかとなく馬来な日々 その3:19マイル

雨宿りヨシアキちゃん
雨宿りヨシアキちゃん CaplioR6
キャメロン滞在二日目。この日は超有名?採集地19マイルへ。曇りベース時々晴れなお天気の中、オラン・アスリに挨拶をしてから村の奥へと入った。


オオミツバチ
オオミツバチ CaplioR6
村の端っこで早速沢山のオオミツバチを見かけた。夢中で地面から吸汁していたが、いったい何があったんだろう?村人のアレなのか、それともチョウ用のトラップか…。
オオミツバチ
オオミツバチ EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
日本のミツバチよりダークな感じでカッコイイ。大きさもちょっと大きめだ。

オオミツバチたちのいたところを抜け、いざ森の中へと入っていくのだが、ついつい気ばかりが焦ってしまって一向に撮影ははかどらず。気がつくと撮影と採集のバランスが崩れていて、二兎を追うもの一兎をも得ずな状態に陥っていた。自分が初めての場所に行くときは必ずこうなってしまう。後に後輩Aの口から出た「先輩はスロースターターですよね…」という言葉もこういうところに原因があるのだろう。いやはや、なんとかしたいものだ。
ウンカの一種
ウンカの一種 EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
それらしいもの、その1。ウンカなのにお尻に尾状突起みたいなのがついている。
サシガメの一種
サシガメの一種 EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
それらしいもの、その2。派手派手な黄色いサシガメ。明るい草むらにいて、こちらの気配を察するとよく飛ぶ。飛んでいるときはかなり目立つのでこの黄色は警戒色になっていそうだ。
ウラフチベニシジミ
ウラフチベニシジミ EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ
それらしいもの、その3。ウラフチベニシジミ。あちこちでポツポツと見かけるが一度に沢山いるわけじゃない。翅が切れてるけど無問題ですよ。ええ。こんなに絵になってくれる虫はあまりいない気がする。
トガリメバッタ
トガリメバッタ EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ
それらしいもの、その4。日本ではあまり見かけないデザインのバッタ。俗に言うトガリメバッタとかいうのだろうか?

さて、できるだけ日本っぽくないものを出してきたが、実際は日本で見られそうなものも沢山いる。っていうか、そっちの方が沢山目に付く。自分の目がダメダメなだけとも言えそうだが、熱帯の虫に対するイメージがだいぶ変わったのには間違いがない。
セセリの一種
セセリの一種 EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ
それらしくないもの、その1。セセリの一種。キレイなのも中にはいそうだがたいていはこんなの。セセリはどこまでいってもセセリなんだな…とちょっと感慨深い。
ハンミョウの一種
ハンミョウの一種 EOS20D EF100mmMacro ストロボ
それらしくないもの、その2。ハンミョウの一種。日本で言うとシロヘリの仲間に近そうだ。サイズはトウキョウヒメハンより少し大きいかな?という程度。
シジミチョウの一種
シジミチョウの一種 EOS5D EF100mmMacroUSM
それらしくないもの、その3。
これはいわずもがなですね。こういう色は世界共通なんだろうか?
ミドリカワトンボ
ミドリカワトンボ EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ
それらしくないもの、その4。ミドリカワトンボ。こうしてとまっているときにはそれほど目立つ存在ではないが、一度飛び始めると後翅の緑が美しく輝きまるでゼフィルスを見ているかのような錯覚を覚える。でもとまってると普通のカワトンボにしかみえない。飛んでいるところも狙ってみたが、まともに写りさえしなかった。
ミドリカワトンボ
ミドリカワトンボ EOS5D EF100mmMacroUSM
こっちは♀と思われる個体。更に普通っぽく見える。

こんな虫たちを撮影しながら歩いていると、奥から戻ってきた後輩A達に出合った。曰く「あっちの木にアカエリとか来てますよ」とのこと。早速いってみることにすると確かにアカエリやキシタが飛んでいる!!

んが…

ヘレナキシタアゲハ?
ヘレナキシタアゲハ? EOS5D EF100mmMacroUSM
高すぎてどーにもなりません…。
100マクロでは相手にならないのでそそくさとその場を後にした。

続いて川沿いの道を歩いてゆく。適当にスイープをしているとどこかで見た影が網から飛び出した。む…一匹いるならまたいるはず…。近くの葉上を丹念に見ていくとやがてその姿を発見した。

シュモクバエの一種
シュモクバエの一種 EOS20D MP-E65mmMacro ストロボ2灯
あああ…
いたよ…ホントにいたよ…シュモクバエ!!
八重山にいるヒメシュモクバエには残念ながら出会えなかったが、ここまで来てリベンジできた。今回の旅で是非見たいと思っていた昆虫である。それにしても…
シュモクバエの一種
シュモクバエの一種 EOS20D MP-E65mmMacro ストロボ
なんてヘンな顔だろう…。っていうか、その柄の部分に生えている毛はいったい何のために付いているのだ?そして眼にピンをあわせると体にピンが来ないじゃないか!!なんてこったい!!
ハエトリグモの一種
ハエトリグモの一種 EOS20D MP-E65mmMacro+1.4Xテレコン ストロボ
そしてショッキングな生き物は続く。なんじゃこりゃ、というハエトリグモだ。アリに擬態しているまでは日本と同様。しかし、アリの頭をお尻に持ってくるとはまさに逆転の発想だ。しかもこの腹部を上下に動かしつつ歩くのである。脱帽。

スコール
スコール CaplioR6
やがて、午後1時を過ぎた頃から雨が降り始めた。これが熱帯名物スコールか?折り畳み傘でその場を凌ぎながら撤退し、合間をぬってヨシアキちゃんと合流後オランアスリの集落まで非難。このあと雨はしばらく降り続き、集合時間の午後3時近くなるまでやむことはなかった。あとは既に採集してある標本や生き虫を少々買ってタナラタへと戻る。

二日目はこんな感じで終了。夜に街の灯りを見てまわったがロクな獲物はなかった。

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2007.05.13 | Comments(4) | Trackback(0) | 遠征記

コメント

19マイル、懐かしいです。
良いところですよね。
前行った時は蝶にばかり目がいっていたので、こういうシュモクバエやらハエトリやら見せられると、少し後悔してしまいます。
近いうちにリベンジの機会あったらいいな・・・(笑)
セセリの一種は、クロセセリに似てますね。

2007-05-13 日 10:54:07 | URL | ze_ph #f6QV87ss [ 編集]

>>ze_phさん
いえ、視点が定まっているのはいいことだと思いますよ。今回自分はあまりにもいろいろなものに手を出した結果、どれも中途半端になってしまった感がありました。セセリもこの手の紋あり種は寒冷地にはいませんので、それはそれで新鮮だったかな…。

>近いうちにリベンジの機会あったらいいな・・・(笑)
これは予告でしょうか…。大学生時代は人生で最も時間がとり易い時期です。私のように「バイトなんてタリーよ」といっていると、お金が無くてどこにもいけなくなりますので、しっかりバイトに励んで下さいね(いや勉学が本分ですが…)。

2007-05-13 日 11:25:26 | URL | spatica #- [ 編集]

キャメロン経験者なら19マイルは行きますから、みんな懐かしく感じるはずですね。
私も経験者の一人です。

2007-05-13 日 16:52:52 | URL | maeda #SFo5/nok [ 編集]

>>maedaさん
やはりmaedaさんも行かれていましたか。19マイルは虫屋にとっては定番なんでしょうね。それにしても採り子の人たちはどこであんな虫を見つけてくるんでしょう?スソビキアゲハなんて欠片も見当たらなかったのに…。

2007-05-14 月 00:41:05 | URL | spatica #- [ 編集]

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