そこはかとなく馬来な日々 その5:中だるみ
少し間があいてしまいましたが、マレー編の続き、いきたいと思います。
オランアスリの村 CaplioR6
キャメロン滞在四日目。この日は再び19マイルへと行った。前回は集落の先にある森へと入ったのだが、この日は別ルート、舗装路を辿って歩いていくことにした。
晴れ EOS5D Sigma15mmfisheye+1.4xテレコン
ようやく爽やかに晴れた。道を歩き出すと結構オランアスリとすれ違う。なかにはキシタ狙いか、待ちを決め込んでいる人もいて、それぞれ違ったスタイルで採集をしているようだ。今考えると写真を撮らせてもらえばよかったのに、惜しいことをしたものだ。
この日は中だるみになってしまってあまり集中力がなく、写真の量も少なかった。とにかく虫の写真を羅列して見まふ。
テントウダマシの一種 EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ
枯れたタケにいたテントウダマシ。かなり大型で2cm近くはあった。菌類を齧っていたのだが、そのときはお尻しか見せてくれなかったので撮影はできず…。
ハナダカトンボの一種 EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ
美しいハナダカトンボ。川の本流よりも細い水路の方がお好みらしい。
ヘビ EOS5D EF100mmMacroUSM
道を歩いていたらオランアスリの人に呼び止められた。茂みを指差して「Snake!!Snake!!」と言っている?ん?ヘビ?
シダの葉の上で日光浴をしていたのは綺麗な緑のヘビだった。
ヘビ EOS5D EF100mmMacroUSM
顔のアップ。なんともトボけたいい顔だ。そしてこいつ、何故か舌出しっぱなし。ちょっと刺激してみても舌を出したまま逃げていった。
ヘリカメムシの一種 EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ
道を歩いていたら飛び出した大型のヘリカメムシ。近づいて撮影しようとしたら飛んで行ってしまった。触角が地味にオシャレ。
ヒゲナガゾウムシの一種 EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ
枯葉の上に乗っていたヒゲナガゾウムシ。日本でここまで立派なものを見つけるのはかなり難しいと思う。熱帯はヒゲナガゾウ天国かもしれない。
ヘレナキシタアゲハ EOS5D EF100mmMacroUSM+1.4xテレコン トリミング
突然出てきたヘレナキシタ。慌てて写真を撮ったら何とか写っていた。ぽんぽこ山本さんによると♀らしい。
ネブトクワガタの一種 EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ
樹液に詰まる(笑)ネブトクワガタ。1cm以下のクワガタは売り物にならないだろうから、オランアスリも採らないんだろう。有り難く頂戴した。ちなみにこの写真の中には7、8個体のネブトクワガタが写っている。
ネブトクワガタの一種 EOS5D MP-E65mmMacro ストロボ
同じ種類のアップ。小さいのにきちんとオオアゴは発達している。
シジミチョウの一種 EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ
ヨシアキちゃんの汗に集まってきたシジミチョウ。長い尾状突起がいかにも熱帯らしい。
ピンボケミドリカワトンボ EOS5D Sigama15mmfisheye ストロボ トリミング
あまりに暑かったので河で涼んでいると、目の前でミドリカワトンボが喧嘩を始めた。緑色の翅を輝かせながらクルクルとまわるその姿はほとんどゼフィルスだ。魚眼で狙ってみたが、あまりにも速いのでピントがあった写真は撮れなかった。とりあえず雰囲気はわかるかな?ということで掲載。
ジョウカイボンの一種 EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ
19マイルでやたらとたくさんいたジョウカイボン。我等が通称「ハネカクシモドキジョウカイ」。前翅が短くてよく飛び、葉に止まるときは必ず裏面に止まる。
この日はこんなものだった。
う~ん…まさしく中だるみ…。
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2007.05.22 | Comments(2) | Trackback(0) | 遠征記
