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トビイロツノゼミとモジツノゼミ

トビイロツノゼミ
トビイロツノゼミ EOS5D MP-E65mmMacro ストロボ2灯
トビイロツノゼミは割とよく見かけるフィールドの常連さんだ。コンパクトなボディにキュキュッと各パーツが収まった姿はなかなかイカしている。だが、トビイロ君以外のツノゼミは野外で見かけることが少なく、いままではなかなかお近づきになれないでいた。
そこでツノゼミ好きのぽんぽこ山本さんに聞いてみたところ、モジツノゼミという種類であれば標高の高いところへ行けば割と見られるらしい。ちょうど先週になって、ぽんぽこ山本さんから「モジツノいたよ!!」というメールが届いていたこともあり、アドバイスに従って蓼科へモジツノ探索に出かけることにした。それが昨日の話である。
なにも考えずに現地へ向かってはみたものの、モジツノのホストはヨモギという極めて普遍的に存在する植物だから目安となるものや環境と言うのはほとんどないといっていい。しかたがないので道沿いに適当な草むらを見つけたら車を停めて探索するという極めて原始的、かつ刑事っぽい足を使った方法をとってみることにした。
モジツノゼミ
モジツノゼミ EOS5D MP-E65mmMacro ストロボ
たしか5箇所目ぐらいだったかと思うが、そこでヨモギに付いている白っぽい物体を発見した。トビイロよりだいぶ大きく、角状突起の発達が良い。おお、コレがモジツノゼミのようだ。
モジツノゼミ
モジツノゼミ EOS5D MP-E65mmMacro ストロボ
よこからモジツノ君。
後ろに伸びた前胸背の一部にもちょっと模様が入ってますね。
トビイロと区別できるかどうかちょっと不安だったが、もうパッとみただけでこりゃ違う、と思うぐらい違うのだ。
モジツノゼミ
モジツノゼミ EOS5D MP-E65mmMacro ストロボ
正面からみると可愛い顔してますね。
アワフキよりツノゼミのほうが愛嬌があってよろしいです。
ん~、しかしこの茶色い体色と毛深い体、そして張り出し。
ミヤマクワガタとちょっとイメージが重なりますね。

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2007.06.19 | Comments(3) | Trackback(0) | セミ・ヨコバイ類

コメント

さすが!

さすがです! その探し方しかありません!
アスファルトの道路脇のくだらない草地にいることが多いのです!
でも・・・オスを見たことがありません、もしかすると今いるのは越冬個体のメスかも? オスは晩夏に見られるかも? 
さて、次はオビマルツノゼミですかね?川沿いのフジです。幼虫の方がずうっとかっこいいのが難点ですが、角無いし。
その次は、ニトベツノゼミ!こいつは感動物です!大きいし角もはっきりしてるし! また連絡します。

2007-06-20 水 01:49:20 | URL | ぽんぽこ山本 #- [ 編集]

モジツノゼミですかぁ

モジツノゼミは標高高めのヨモギが狙い目なんですか。今度探してみます。もっともうちの方はぜんぜん平地なのです。当分お出かけする機会がないから、それまでお預けですけれど・・・・。

2007-06-20 水 02:17:47 | URL | タロ #ZH4/D1WU [ 編集]

>>ぽんぽこ山本さん
的確なアドバイスのおかげでモジツノ君を見つけることが出来ました。ありがとうございました。モジツノは成虫越冬で越冬後は♀しか見つからないらしいですね。秋ぐらいに同じような環境で探せば♂が見つかるのかもしれません。
オビマルは川沿いのフジ…と。大きな木だと探しづらそうですね。気に掛けてみたいと思います。
>>タロさん
いや、平地は平地で面白いと思いますよ。こちらでは少ないコミミズクとかツクツクボウシとかアオスジアゲハとかカネタタキとか…。
初めて東京に出たときにはずいぶん驚いたものでした。

2007-06-21 木 21:55:04 | URL | spatica #- [ 編集]

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