ようやく出揃った?夏のセミたち
今年は例年に比べて変な発生をしていたセミたちだが、今になってようやく出揃ったようだ。すでにエンマコオロギやウマオイが鳴き出し秋の雰囲気も漂ってきている季節だが、昼間はまだまだ暑くセミたちの鳴き声が響いている。
エゾゼミ EOS5D Sigma15mmfisheye+kenko1.4Xtelecon ストロボ
カラマツやアカマツの林で最優先しているのはエゾゼミ。数はやたらと多く、こうした林に入るとまるでエゾゼミの声のシャワーを浴びているような錯覚に陥ぐらい声が大きい。
エゾゼミ EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ
下草で鳴いていたエゾゼミ。前胸背後・側縁の縁取りが一部欠けていてコエゾゼミと紛らわしい。背中の白紋がしっかり出ているのが区別のポイントかな。諏訪にはアカエゾゼミは分布しておらず、エゾゼミとコエゾゼミのみが分布している。
アブラゼミ EOS5D EF300mmf4L IS USM ストロボ
今年は発生が遅れていたアブラゼミも今になって数を増してきた。ジリジリジリ…と言う鳴き声は暑苦しいと言われるけれど、この声が鳴ければ夏はなんとも寂しくなってしまうんじゃないかと思う。普通種だけに、意外と写真を撮っていないんだよね。
ミンミンゼミ EOS5D EF300mmf4L IS USM+kenko1.4Xtelecon ストロボ
ミンミンゼミは今、メスの羽化ピークっぽい。鳴き声はよく聞くけれど、皆高~い梢で鳴いているので探し出すのにちょっと手間取った。子供の頃はアブラゼミとミンミンゼミを手づかみでたくさん採った記憶があるけれど、今は世間体なんてものがあるので人の家に向かってカメラを向けるのはちょっと抵抗がある。
ヒグラシ EOS5D Tamron28-75 f2.8 ストロボ
夏の一日の終りを告げるヒグラシ。そのイメージから遅い時期に出る印象を持たれることもあるが、実際はかなり登場時期は早い。早朝や曇りの日などにもよく鳴くけれど、やはり夕暮れ時に聞く声に風情を感じてしまうのは日本人だからだろうか…。
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2007.08.13 | Comments(2) | Trackback(0) | セミ・ヨコバイ類
