トビナナフシの卵
シラキトビナナフシ卵 EOS5D MP-E65mmMacro ストロボ トリミング
先週の土曜、台風の影響で朝から雨が降っていた。午前中は仕事でつぶれたので午後からぽんぽこ山本さんの所へお邪魔して、ちょっとしたPC関連のレクチャー(そんなおおげさなものではないけど)を交えながらしばし虫談義。ひさしぶりのメススジゲンゴロウやぽんぽこ山本さんが最近凝っているらしいカマキリモドキコレクション、クロシジミの蛹などを見せていただいて楽しい時間だった。
そして目的はもう一つあって、それは先日のコメントにあったトビナナフシの卵をいただくこと。ヤスマツトビナナフシの卵だということで3つばかりいただいてきた。写真を撮っていざアップする前に確認だけでもしておこうと保育社の検索入門セミ・バッタをぱらぱらとめくってみる。
ん…?
これ…ヤスマツじゃなくてシラキじゃないか…?
ナナフシの卵の形態は種ごとに特徴があり、分類的な決め手になる場合が多いそうだ。ヤスマツはかなり異質な形をしていてニホン、シラキの各トビナナフシの卵からは明確に区別できそうである。また、ニホンとシラキでは微妙にフォルムや彫刻が違うみたいだ。うん、これはシラキでよさそうだ。
それにしても卵って面白い。こんなに小さなものなのに種類ごとに違いがあって、さらにナナフシの場合は立派なフタまで完備されている。もっとも弱そうで、それでいて環境の変化に強い。そんな時期を上手く過ごすべく、虫たちはいろいろと工夫をしているみたいですな。
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2007.10.29 | Comments(4) | Trackback(0) | バッタ他直翅系
