ケヤキのアブラムシ集団
アブラムシ集団 CaplioR6
フユシャクが出ていないかと思って立ち寄ったいつもの公園。残念ながらまだ季節が早いらしくフユシャク類の姿は全く見ることができなかったが、その道中、ある一本のケヤキの木を見たときに何やら樹皮がけばだって見えるのに気がついた。よくよく見てみればどうやらそれはすべてアブラムシの有翅虫であるようだ。毎年この公園に来ているが、今までこの現象に気づいたことはなかったように思う。
アブラムシ集団 EOS5D MP-E65mmMacro ストロボ
有翅虫達はいずれも既にこと切れているのかまったく動かない。
最初はカイガラムシの類かとも思ったが、アップにしてみるとやはりアブラムシのようだ。
家に帰ってネット調べてみるが、なんとなくケヤキヒトスジワタムシという種類が近そうな感じを受けた。まあしっかりと同定したわけではないのでその可能性がある、というところに留めておきたい。
アブラムシ集団 EOS5D MP-E65mmMacro ストロボ
ケヤキヒトスジワタムシの場合、成虫は秋に集団でケヤキの幹に取り付いて産卵するそうだ。このとき産卵された卵は越冬卵となって、翌年に孵化するとのこと。だが、このとき見た限りでは有翅虫達の間から見える樹皮の隙間にぎっちりと若虫らしい小さな個体が詰まっているのが見えている。もしこの若虫たちがそのまま越冬するのであれば、それはそれでまた別種なのかもしれないし、ちゃんと調べないと種類は特定できそうにない。
アブラムシ図鑑、持ってないけど図書館にあったかなぁ…。
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2007.11.19 | Comments(3) | Trackback(0) | セミ・ヨコバイ類
