続・アカホシテントウ
ウメの木 EOS5D Tamron28-75f2.8XRDi
昨日まで一週間ほど仕事で出ていたので今日は休養日。少し風邪気味だったが、たくさん寝て少し復調してきたところで少しだけ近くを歩いてみることにした。日没までのリミットは1時間というところかな。
時間もないので自宅から数分のところにあるウメの木を訪ねてみる。昨年オオミスジの幼虫を見つけた木だ。ここでは斜面の段々畑のところどころにポツポツとウメが植えられていて、オオミスジはそんな木で発生を繰り返しているようだ。
アカホシテントウ蛹殻 EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ
当然最初はオオミスジの幼虫を探すつもりだったのだが、昨年にはなかったものが枝にびっしりとついていた。思わずなんじゃこりゃ、と言いたくもなる。ついていたのはアカホシテントウの蛹殻。以前にも見たことがあったのでその姿自体には驚かないものの、いささか数が多すぎでしょ…。
アカホシテントウ蛹殻 EOS5D EF100mmMacroUSM ストロボ
一つ一つはナマコというかなんというかトゲトゲしたナイス形状。このトゲトゲは幼虫時代の名残であって、蛹になるときは完全に殻を脱ぎ捨てず背中がパカッと割れただけの状態で蛹化を完了してしまうが故に、こんな姿になるようだ。
アカホシテントウ蛹殻 EOS5D Sigma15mmfisheye+kenko1.4xtelecon ストロボ
さすがにこれだけたくさんあると、人によっては鳥肌モンの光景かもしれない。
しかし、蛹殻のついた枝は一本や二本ではないので、この木全体を合わせたら相当数のアカホシテントウが育ったことになる。夏にでも見に来ていたらかなり壮観な風景が見られていたことだろう。残念ではあるけれど、また来シーズンの課題が一つ増えたなぁ。
アカホシテントウ EOS5D Sigma15mmfisheye+kenko1.4xtelecon ストロボ
で、当のアカホシテントウ成虫はと言えばお情け程度にはくっついていた。このあとどこかへ移動するのか、あるいはこのままここで冬を越すのか、それはまだ分からなかった。
過去ログ
アカホシテントウ
オオミスジ越冬幼虫
- 関連記事
2007.12.24 | Comments(5) | Trackback(0) | 甲虫
