毎年恒例
セツブンソウ EOS5D EF100mmMacroUSM
なんやかんやと忙しくて半月ぶりのフィールドになってしまった。最近は2月の寒さが嘘のように暖かい日が続いているので虫たちも行動を始めているだろう。今日はその姿を探すのもいいかなと思ったのだが、とりあえず毎年恒例となっている早春の花詣でをやってしまうことにした。まずはセツブンソウを見に塩尻へ。例年より数は少なめな気がするものの、今年もセツブンソウは咲いていた。今までは落ち葉の間から顔を出している写真ばかりだったので、今回は少ししっとりとした背景のものを探して撮影してみた。
フクジュソウ EOS5D EF17-40mmf4LUSM
続いてフクジュソウを見に諏訪市の板沢へ。昨年は雪があったけれど今年はさすがに無理だ。
ミチノクフクジュソウ EOS5D EF17-40mmf4LUSM トリミング
日陰に残雪はあるけれど、そーゆートコではフクジュソウは咲いていなかった。
昨年から気になっていたのだけれど、ここのフクジュソウには花の形に2つの型があるように感じていた。で、写真から判断するにだ(危険だな)、どうもここのフクジュソウはノーマルなフクジュソウとミチノクフクジュソウの2種が混ぜこぜに生えてるんじゃなかろーかと思う。
第一、こういった人里近くに生えているフクジュソウがもともとそこに自生していたものかはよくわからないし、一説には薬草として植えられたのではないかなんて話もあるみたいだ。その時代が戦国時代だろうが現代だろうが、フクジュソウ達が辿ってきた歴史からすればほんの一瞬に過ぎないだろうけれど、間違いなくそこには人との関わりがあるわけで、そんな事を鑑みて考えれば、人里のフクジュソウというのは野生状態のものとはまた別の植物として捉えてみる必要があるのかもしれない。
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2008.03.16 | Comments(0) | Trackback(0) | 植物
