キシャヤスデ?
霧ヶ峰・快晴 EOS5D EF17-40mmf4LUSM
秋の霧ヶ峰。
何年かに一度、ここで注目度が上がる動物がいる。
ヤスデにご注意ください EOS5D EF70-200,,f4LISUSM
そんなときはこの通り。
電光掲示板にも表示されるぐらいの人気者に!!(いや違う)
キシャヤスデ EOS50D EF100mmMacroUSM ストロボ2灯
というわけで、どうやら今年は大発生の年にあたるらしいキシャヤスデ。
キシャヤスデ類には数種いるようなので詳しい種類はわからない。
どうやら8年ごとに発生しているようで、このスパンはキシャヤスデの寿命と一致しているそうな。
そういえば初めてこのヤスデを見たのも確か2000年あたりだったような気がする。
キシャヤスデ EOS50D EF100mmMacroUSM ストロボ2灯
当時は私まだ学生。
土壌動物を研究していた友人に「今年はキシャヤスデが出るらしいから見に行こう」と誘われて、山梨は清里まで出かけたのだった。
残念ながら期待していたほどの発生量ではなかったけれど、初めて見た時はそのあまりの美しさに驚いた。
普段よく見る種類の倍ほどもある体幅。
透き通るような肌色。
そんなヤスデが何匹も、ゆっくり這っているのである。
壮観にして、不思議な光景だった。
せっかく発生したのにキモイと言われ、踏みつぶされ、挙句の果てに「滑るんだよこのヤロー!!」と言われてしまう悲しきヤスデ。
だが、先入観を捨ててちゃんと見直してみれば、意外なほど繊細な美しさに気づくことができる…かもしれない(人によるだろうけどね)。
2008.10.16 | Comments(2) | Trackback(0) | クモ他 節足動物
