ウスタビガの空繭・秋
ウスタビガの空繭 EOS50D EF17-40mmf4LUSM ストロボ
昨年ウスタビガの空繭を撮影した場所へ再び行ってみた。
色褪せた昨年の繭と共に鮮やかな新繭もあって、フサザクラの木はさながら繭ツリー状態。
割と平地(注:諏訪の平地は標高約750~800mくらい)なので、そろそろ羽化が見られるかもと期待していたのだが…残念ながら一足遅かったらしく、手の届く範囲の繭はすべて空だった。
ウスタビガの空繭 EOS50D EF100mmMacroUSM ストロボ
冬の繭も鄙びてていい感じだが、紅葉の中というのもまた違う風情が漂っていてよろしい。
ウスタビガの卵 EOS50D EF100mmMacroUSM ストロボ
空繭には卵がついていた。
これは昨年撮影できなかった分だったりするのでうれしい。
ウスタビガのメスは多くの場合羽化直後に交尾をし、自らの繭に卵を残してから飛び立っていくそうな。
今年は多くの繭に卵が付いていた。
先週あたりだったら羽化直後のウスタビガに出会えていたのだろうか。
そして来年もまた、この木でウスタビガは発生してくれるのだろうか。
一陣の風が吹き抜けると、周囲にカラマツの葉が降りしきった。
秋も終わりだなぁ…と思いながら足もとに目を移す。
…………。
そこにあったのは、中にカラマツの葉がたっぷり溜まってしまった、開け放ったままのカメラバッグだった。
あ~あ…………掃除しなきゃ…。
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2008.11.08 | Comments(2) | Trackback(0) | ガ
