ヤニサシガメとオオトビサシガメとちびサシガメ
畑 GR DIGITAL II
先週中ごろあたりから急に忙しくなり、土日はフィールドに出られずじまい。
今日もいろいろとバタバタしているうちに夕方になってしまって、フィールド歩きは正味30分ほど。
冬至の翌日だけあって日が落ちるのが異様に早い。
これから少しずつ日が長くなるとは言え、まだまだ先は長い。
ヤニサシガメ EOS50D EF100mmMacroUSM ストロボ
カラマツ林の林縁にあったケヤキの樹皮下からはヤニサシガメ。
針葉樹の樹皮下から見つかることが多いが、それ以外も利用しないというわけではないようだ。
以前庭にあったマツでもときどき見かけ、そんなときは手の上を歩かせて楽しんでいた。
昔からのよき遊び相手。
オオトビサシガメ EOS50D EF100mmMacroUSM ストロボ
オオトビサシガメも出てきた。
撮影時はもう暗くなっていたので気付かなかったが、左が♂で右が♀。
腹部サイドの張り具合を見ていただければ一目瞭然だろう。
夏にもときどき見かけるが、冬になるとこんな数、どこにいたの?という数が見られる。
クリの花上で見られることもあるらしいので、夏の間は樹上で生活しているはずだ。
ちびサシガメ EOS50D EF100mmMacroUSM ストロボ
オオトビサシガメのすぐ脇にいた小さなサシガメ。
一瞬ヤニサシガメかと思ったけれど、十中八九シマサシガメの幼虫だと思う。
成虫には春から初夏に出会うが、越冬ステージのことは知らなかった。
これ一例で幼虫越冬と決めつけることはできないが、春に成虫に出会という事実と多少なりともリンクする。
さて、諸事情により(笑)今回をもちまして当ブログの"今年の"更新を終了させていただきます。
一年間ご愛顧いただきありがとうございました。
次の更新は年明けになるかと思いますが、来年もまたふしあな日記、そして雑蟲堂本舗ともどもよろしくお願い申し上げます。
それではみなさま、少々早いですがよいお年をお迎えください。
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2008.12.23 | Comments(2) | Trackback(0) | カメムシ
