彼の国・越南 その9:越南的日影者
シロアリの蟻塚 EOS50D EF17-40mmf4LUSM
やや長引き気味のベトナム編。
そろそろスパートかけたいところです。
今回は日影者達を集めてみました。
シロアリの一種 EOS50D EF100mmMacroUSM ストロボ2灯
冒頭の蟻塚はこのシロアリのもの。
往路ですこし崩しておいてみたところ、復路で差し掛かった際にはすでに修復作業が進められていた。
オオゴキブリの一種 EOS50D EF100mmMacroUSM ストロボ
シロアリに近縁…ということでオオゴキ。
今回は意外なほどゴキブリに縁がなく、よく見かけたのはモリチャバネゴキブリっぽい種。
オオゴキ類は残念ながらこの一回のみだった。
ゴキブリの一種 EOS50D EF100mmMacroUSM ストロボ
朽木の樹皮下に潜んでいたゴキブリ。
美麗種ですね。
ヒラタカメムシの一種 EOS50D EF100mmMacroUSM ストロボ
上のゴキブリと同じ木についていたヒラタカメ御一行様。
樹皮はがしはかなり意識的に行っていたにも関わらず、大した成果は上がらなかった。
農薬の影響か、それとも別に要因があるのか、詳しいことは分からないけれど。
サシガメの一種 EOS50D EF100mmMacroUSM ストロボ
こちらも樹皮はがしで見られたサシガメの幼虫。
全身に細かいゴミを纏っており、隠ぺい効果はかなり高いと思う。
サシガメの一種 EOS50D EF100mmMacroUSM ストロボ2灯
同じくゴミを纏ったサシガメの幼虫。前述の種と同種であるかはわからない。
ホーチミンへ戻る途中に寄ったMadaguiというリゾート内の立木表面に多く見られ、生態的にはやや相違する部分がある。また、こちらは主に自らが捕食した獲物の死体を身に纏うようで、日本ではハリサシガメの幼虫が同様の生態を持っているという話。主な獲物はどう見てもアリ類で、特に種にこだわらずに襲う様子が、体につけた死体からわかる。
じっとしていればかなり見つけにくい…のにもかかわらず、こちらの気配を感じると素早く走るのですぐに気づく。擬態の意味があるのか、ちと判断に苦しむところ。
サシガメの一種 EOS50D EF100mmMacroUSM ストロボ2灯
上の写真のサシガメの成虫。基本的には保護色だが、非常にエレガントな感じのサシガメで、こちらをハッとさせてくれる美しい種類。
ザトウムシの一種 EOS50D EF100mmMacroUSM ストロボ
何故か判らないが、熱帯に行くと妙に気になるザトウムシ。
Dam briで見かけたものは美しいメタリックグリーンに輝くなかなか良いザトウムシだった。
沖縄のギンボシザトウムシからスパルタンな部分を除いた感じである。
サソリの一種 EOS50D EF100mmMacroUSM ストロボ
同じくDam briにて、樹皮下から出てきたサソリ。
サイズ的にはそれほど大きくなく、40mmぐらいのものが最大だった。
そういえばCu chiではガイドの人がでっかいサソリをペットボトルに入れて持っていたが、あんなサソリに野外で出会いたいなぁ…と思う。
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2009.02.15 | Comments(2) | Trackback(0) | 遠征記
