ウリカエデ
ウリカエデ EOS50D EF100mmMacroUSM
カエデ類の花はどれもが控えめに咲く花で、一般の人が気にすることなどまずないと思う。
虫屋で言うならカミキリ屋さんがその存在を気にかけることもないかもしれないが、そのカミキリ屋も花自体が目的ではなく、そこにやってくるカミキリムシが目当てなのだから滅多に顧みられることのない花なのかもしれない。先日紹介したハナノキなどは例外だが、もともとマイナーな存在であることに変わりはない。
いつも行く飯田のギフチョウポイントにはウリカエデの木が多い。
昼間はそれほど気に留めるような存在ではないが、ギフチョウの姿が見えなくなってしばらく経った頃、傾いた陽光に照らされると突然その存在感が増す。
ウリカエデ EOS50D EF300mmf4LISUSM
狭い谷間を見渡せば、あたりには黄緑色のシャンデリアが溢れかえっていた。
この光景が見られるのは、谷間が夕日に照らされる短い時間だけである。
この花はこれまでずっとウリハダカエデだと思い込んでいたが、思い立って調べてみればどうやらウリカエデであるようだ。
そうなると、本物のウリハダカエデの花はどんなものだろうと気になった。
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2009.04.16 | Comments(0) | Trackback(0) | 植物
