エゾハルゼミ
昨日今日と某写真展を見るために上京していました。
普段なかなか会えない人たちと会ったり食事をしたり、最近こういう機会がなかったので結構楽しんできました。
しかし東京というところは疲れるところですね。普段人間がいないところにばかり出かけていると慣れるのに少し時間がかかります。
EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
まだ出始めのはずだし、羽化したてのものでもいないかと探してみると、一匹だけヨモギの上にとまっている♂が見つかった。普段見るエゾハルゼミはもう少し腹部のオレンジ色が強いように思っていたのだが、この個体は結構黒っぽい。羽化してしばらくはこんな色なのかなぁ?
先日新潟を訪れた際、エゾハルゼミのことが話題に上った。相手は地元の方なのだが、以前は標高の高いところでしか聞けなかったエゾハルゼミの声が、最近低いところでも聞けるようになったというのだ。結構色々な生物に興味を持っている方なのでまさか今まで気づいてなかったということはないとおもう。私自身もな~んとなく感じていたことなので、その話を聞いてハッとした。
何の記録もないし証拠などももちろんないが、神奈川のルリボシカミキリで報告されているように今まで山地性だった昆虫の一部が里に下りてきている可能性は否定できない。南方にいた生物達が北上の一途を辿る一方で、山地性の生物が里に広がっているのか…?
ま、もう少し待てばきっと元気のある人が解明してくれることでしょう(あるいはただの勘違いか)。ずくなしのワタクシはテキトーに待ちぼうけでもしたいと思います。
- 関連記事
-
-
ミミズク 2007/01/02
-
チッチゼミ 2006/10/09
-
ヤナギカワウンカ 2006/07/17
-
エゾハルゼミ 2006/06/11
-
ツマグロオオヨコバイの産卵 2006/05/21
-
2006.06.11 | Comments(5) | Trackback(0) | セミ・ヨコバイ類
