トウカイコルリクワガタ in 八ヶ岳
生息地 GR-DigitalII
連休最終日の23日はぽんぽこ山本さん、C市のSさん、そして自分の3人でトウカイコルリを探しに八ヶ岳へ。普段はそれぞれ単独行が多い?ので、よく考えてみたら3人揃って会うのは初めてだ。
生息地への道は前日の雨で凍結していて一瞬ヒヤリとする場面もあったが、旧デリカ、パジェロミニ、そしてジムニーという3人は悪路にすこぶる強い。
産卵痕 GR-DigitalII
まだ吐く息も白い中、めいめいに斜面に散って探し始める。
トウカイコルリの場合は地面に接している朽木に産卵するので、凍りついているものを地面から引っぺがしながら見ていくと、あちこちに産卵痕が。
これは真新しい産卵痕で、こういう木を削ると小さな幼虫が出てきてしまうので、今回はスルー。
トウカイコルリクワガタ♂ EOS50D EF100mmMacroLSUSM 内蔵ストロボ
今回は珍しく最初から♂が出てきた。
朽木が凍りついているのがお分かりいただけるだろうか。
トウカイコルリクワガタ♂ EOS50D EF100mmMacroLSUSM 内蔵ストロボ
上のものと同一個体。
やや緑がかった体色が美しい。
トウカイコルリクワガタ♂ EOS50D EF100mmMacroLSUSM 内蔵ストロボ
こちらは別個体。やや青みがかっていた。
肉眼で見るとはっきり違うのだが、写真にするとビミョーになってしまう。
ううむ…難しい…。
トウカイコルリクワガタ♀ EOS50D EF100mmMacroLSUSM 内蔵ストロボ
先日出したばかりだけど、♀もおさらいしておきましょう。
ホソツヤルリが見つかりそうな乾燥した朽木からも結構出てくる(ここではホソツヤは出てこなかった)。
♂と比べてしまうと地味な色合いだが、Sさんによると先日某山塊で採った♀は青と紫のツートンカラー!だったというおったまげな話も聞いた。
高山帯ってのは平地という海の中に点在する島嶼のようなもんだからそれぞれの場所で違うもんがとれて当然と言えば当然なのだが…すごい。
3人して夕方近くまで探索は続き、気温が下がり始めるころにお開き。
今回がルリクワ探し初挑戦だったというぽんぽこ山本さんにも楽しんでいただけたようだ。
普段はどうしても一人での探索が基本になるのだが、たまに人と出かけると意外な発見がある。
目が多いというのは見方、考え方、感じ方も複数になるということであって、こういうのもまた面白い。
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2009.11.24 | Comments(6) | Trackback(0) | 甲虫
