シミの一種
シミの一種 EOS50D MP-E65mmMacro+kenko1.4xtelecon ストロボ
とある神社の境内、そこにあるスギの大木の根元にシミが住み着いているのに気付いたのはこの秋のこと。
夜なかに蛾を探して訪れたときに、ちょろちょろと動く小さな白い姿に目がとまった。
そういえばシミというのも縁がなかった虫だ。
家屋内に住む虫だとは聞くが今まで家で出会ったことはなかったし、かつて友人が「ウチにいたんだけどこれ何?」と言って持ってきてくれたものを一度見ただけにとどまっていた。
件の友人の家は千葉だったので、てっきり暖かい地域にしかいないものかなと思いこんでいたのだが、案外家の近くにもいるのだなぁ…しかも野外に…。
秋に見つけた時はとにかく動き回って撮影できなかったが、そろそろ気温も低くなってきて動きも鈍くなっているだろうと根元をホジホジすると、やっぱり出てきた。
しかし小さいなぁ…。体長約3mmである。
シミの一種 EOS50D MP-E65mmMacro+kenko1.4xtelecon ストロボ
シミは漢字で書くと"紙魚”、英名は"silver fish"。
洋の東西は違えど、イメージは同じ魚であるところが面白い。
体はびっしりと鱗片で覆われていて、これも魚を連想させるのに一役買ったのだと思う。
この個体は尾端の付属物が切れてしまっていたのが残念…。
それにしても、これも種類を特定するのが難しそう。
体長からして幼虫だと思うけれど、野外性とされるシミには該当種がないような…。
やはり成虫を探し出すしかないのかなぁ…。
2009.12.02 | Comments(3) | Trackback(0) | 無変態
