ジョウザンミドリシジミ
前々から今日はジョウザンミドリシジミの撮影に行く日と決めていた。masaさんのサイトでもジョウザンミドリが出始めたとの話なのでちょうどいい時期だろう。え?なんでジョウザンミドリを選んだのかって?そりゃあ…私がまともに見れるのはこのジョウザンだけだから、なんですよ。
ふ…おいらの目はどうせふしあなさっ!
ジョウザンミドリシジミ卍どもえ飛翔
EOS20D EF100mmMacroUSM マルチストロボ トリミング
ジョウザンミドリシジミ
EOS20D EF180mmMacroUSM
ジョウザンミドリシジミ
EOS20D EF180mmMacroUSM
ジョウザンミドリシジミ
EOS20D EF180mmMacroUSM
この撮影地は昨年masaさんに教えていただいた所だ。数々のゼフィルスが生息し、ジョウザンならば数え切れないほどの個体数が舞うとてもいいところである(masaさん、ありがとうございました)。場所自体は随分前から知っていたのだが、masaさんに教えていただくまでゼフィルスがいることは知らなかった。まさか自分の通ってた高校裏にこんなにゼフィルスがいるとは当時は思ってなかったなぁ…。
午前8時過ぎ、現地へ到着するとすぐに卍どもえ飛翔しているところを発見。マルチストロボを用意してK田S男さん風にチャレンジしてみたが見事に惨敗…。なんとか見られそうなものは一枚だけだった(一枚目)。2匹の♂が上下に位置し、水平ループを繰り返すジョウザンの卍どもえが多少は分かる…かな。なんだかんだいって、飛翔の撮影は難しいなぁ。
さて、ジョウザンのみならずミドリシジミの魅力といえばその美しく輝く翅表の色だと思う。この色は構造色といって光の乱反射によって生み出されるものなので、光の当たり具合や光線の質によって輝き方が違ってくる。2枚目は横位置から見た場合で、この角度では青みが強く出て見える。3枚目、4枚目は前方から見たものだが光の質が違い、3枚目は直射光が当たったときの色で深みのある緑色。私にはこの色がジョウザンミドリの本来の色ではないか?と思えるのだがいかがなものだろう。4枚目は曇り時のフラットな光線で撮ったもの。この場合はブルーグリーンとでも言いたいような微妙な色合いを見せてくれる。
無数のミドリシジミがこの色を輝かせながら飛翔するシーンは実に見事としかいいようがない。一度でもこのシーンを見れば、多くのチョウ屋がゼフィルスに魅了されてしまうのも頷けるのではないかと思う。
ゼフィルスって、いいですねぇ…(しみじみ)。
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2006.07.02 | Comments(4) | Trackback(0) | チョウ
