アリスアブの幼虫
アリスアブの幼虫
再び日本編。
廃棄水田脇の板切れをひっくり返したら、アリスアブの幼虫たちが狭い隙間にミチミチっと詰まっていた。
アリスアブは幼虫時代をアリの巣の中で過ごす変わり者のアブ。
一昔前までは知る人ぞ知るといった風情だったのではなかろうかと思う。
私が最初に意識したのは新開孝さんの「珍虫の愛虫記」を読んだ時だったと思うが、その時は衝撃的だった。
ちなみに私はアニマは読んでいなかった(多分自宅近辺の本屋には置いてなかったのだと思う)。
アリスアブの幼虫
一匹にお外に出てもらう。
どこから見ても昆虫には見えない。
子供の頃はキノコか、あるいはガの繭じゃないのかな~なんて勘違いをしていた。
体の網目模様は何のためにあるのだろう?
アリスアブの幼虫
小さいポッチがある方がお尻。
春になると反対側から二本の角っぽいのが生え、表皮が硬くなって蛹になる。
そしてあるとき突然中から可愛いアブが出てくる…らしい。
蛹になる頃合いまで覚えていたら、回収してみたい。
2010年2月14日 下諏訪町 EOS50D EF100mmMacroLISUSM ストロボ2灯
2010.02.15 | Comments(6) | Trackback(0) | ハエ・カ・アブ
