今週のゼフィルス
昨日はなぜだかネットがつながりにくい状態だったので寝てしまいました。ですので今回は二日分のものを出しましょう。
時期は折りしもゼフィルスシーズン真っ盛りヽ(゚∀゚)ノ
ってことでゼフィルスです。正直ゼフ初心者なのでわからないことばかりですが、それでもボチボチとその姿はみられるようになってきました。今年はどれだけ見られるかな…。
ジョウザンミドリシジミ
EOS20D Sigma17-70mmZoom
土曜はいつものジョウザンミドリで開幕。前回よりも個体数は多くなってきていましたが、そろそろボロが増えてきています。写真のものもだいぶスレてきていますね。シーズン的には折り返しかな?今回は広角で撮影することを意識していましたが、なかなか近づかせてもらえず更にはみ~んなそっぽを向いてくれたので全く色が出ませんでした。残念。
ウラゴマダラシジミ
EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
ジョウザンミドリが一段落したところでいそいそと他の被写体を探し始めます。するといきなり飛び出すウラゴマダラシジミ。
慌てて一枚撮影したものの、思いっきりブレブレなうえストロボに驚いたのかあっさりと飛んでいくウラゴマさん…orz
後で撮影データを見たら1/15秒だって。そりゃあブレるはずだわ…。
ウラゴマの卵はこちらにアップしていますが、卵の奇抜さに比べて成虫はいたってフツーです。別に地味なわけではないんですが他のゼフに比べちゃうとね…。成虫の印象は「でっかいルリシジミ」を想像していただければ間違いないです。クロミドリシジミ?ジョウザンミドリシジミ♀?
EOS20D EF100mmMacroUSM
続いて林内に入り、下草にバシバシとツッコミを入れつつ歩きます。とまっているゼフは分かりづらいんでこうして飛び立たせるのが虫屋流。
あ、んなこと言ってるうちに出てきましたよ。
うーむ、種類はよくわからんが翅の表は黒…ってことは♀かな…?それなら裏だけ撮っておけば同定はできるだろうし…と気楽に撮影。少し目を離した隙にこの個体はどこかへ行ってしまった。
ところが本当の問題はその後だった。妙に翅裏が茶色いな…とは思っていたのですが、家に帰って調べてみるとどうやらコレがクロミドリシジミの特徴らしい。クロミドリって…初めて見る種じゃねーか!しかも(オオミドリシジミ属の中では)クロミドリのみ♂の翅表が黒いらしいのです。つまり♂か♀かもわからない…。ああ…無知って怖いっす。
ミズイロオナガシジミ
EOS20D EF100mmMacroUSM
クロミドリ?を撮影した林内ではミズイロオナガシジミの姿が多く見られた。ゼフィルスの中では最も身近な種類の一つ、ぶっちゃけて言えば普通種ですね。そういえば生まれて初めて見たゼフィルスもたしかミズイロオナガだったっけか。それにしてもえらい個体数が多いなぁ…と思っていたところ、写真の個体を発見。なるほど、羽化シーズンだったわけね。どおりで他の個体もみんな綺麗なものばかりなワケだ。
メスアカミドリシジミ卍どもえ飛翔
EOS20D EF100mmMacroUSM マルチストロボ
今回の写真でコレだけは今日の撮影。今日は朝から雨だったので二度寝をして、たいした意気込みもなく「昨日は諏訪市と茅野市だったから今日は下諏訪と岡谷方面にでも行ってみるか…」ぐらいの気持ちでテキトーにぶらついていた。
正午頃、ある沢沿いで卍どもえ中のゼフィルスに出会う。
仄暗い沢沿い、目線程の高さで舞い踊る2匹のミドリシジミ。今思い出してもゾッとするような美しい光景だった。
んー、時間帯や長時間にわたるゆったりとした卍どもえの仕方から見てメスアカミドリシジミの可能性が高そうですね。ネットも用意しましたが梢の高い位置に上がってしまったので結局確認できませんでした。
そうそう、土曜はミドリシジミ(という種ね)の様子も伺いに行ってみた。
ミドリシジミの活動時間である午後6時を過ぎても上空にはなんの変化も見られない。
うーん、ちょっと早すぎたかな…。
冬のうちに卵は確認しておいたのでその木の様子を見にいってみた。活動時期に入っていれば卵が生んであるかもしれないからだ。
そしてそこで見たものは…
ミドリシジミ終齢幼虫
EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
…。
………。
まだ幼虫かよッ!!(#゚Д゚)
すんなりオチがついたところでまた次回。
masaさんより三枚目のミドリシジミはジョウザンミドリの♀ではないかとのご指摘をいただきました(masaさんありがとうございました)。詳細なメールもいただいたのですが、結局私には違いが分からにゃい…orz
というわけで、写真の題名のみを変えることにしました(本文まで変えるのはめんどくさかった)。いずれにせよ、ミドリシジミ類♀の区別をつけられるようになることが必要だということだけは間違いがないようです。
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2006.07.09 | Comments(6) | Trackback(0) | チョウ
