アリスアブの蛹
二月に見つけたアリスアブの幼虫。
今頃はどうなっているかなと思って確認しに行ってみた。
ところが現場へ行ってみたけれど、ついていた板が見あたらない。
しばらく探してみたら、幼虫が付いていた板はぐちょぐちょの湿った所に投げ捨てられてしまっていてびっくり。
とにかく残って蛹になっていた一匹をその中からサルベージしてきた。
さて、ちゃんと羽化してくれるだろうか。
幼虫との相違点は、濃い目になった体色と頭部近くから伸びた2本の突起。
表皮にフタみたいなのが付いていて、そこが開いて出てくると言うが、これは一体…?
どう見てもナメクジにしか見えないなぁ…。
成虫はもう少し先、ウスバシロチョウが飛ぶぐらいの時期にくさむらを探せば簡単に発見できる。
意外と身近にいるものなので、気になった人は探してみるといいんじゃないかな。
アリスアブ Microdon japonicus 2010年4月25日採集 長野県下諏訪町産 EOS50D MP-E65mm F2.8 1-5×Macrophoto ストロボ2灯
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2010.04.29 | Comments(0) | Trackback(0) | ハエ・カ・アブ
