スズキコエンマコガネ
ここんところちょいとお休みしてました。
御柱ボケですかねぇ、重い腰が上がらなくて…。
GWのネタから。
ヒメギフチョウのポイントに通っていたのは前回述べたとおりだけど、5/3にはそこの林道に立派な糞が落ちていた。
大きさからしてタヌキかキツネかなと思うのだけど、なんとなくキツネっぽいような…。
ともかく、前日にはこの林道上を糞虫が飛んでいたのが分かっていたので期待しながら待ってみることにした。
するとまあ次から次へと飛んで来るわ(笑)。
あまりにもたくさん飛んで来るのでヒメギフチョウそっちのけで、糞を見張っていた。
もっとも来ている種類は多くなく、7、8割はスズキコエンマコガネで次点がクロマルエンマコガネ、あとはマグソコガネが2種類(多分トゲクロツヤマグソコガネ?とクロツブマグソコガネ?未同定)ぐらいだった。
こちらもスズキコエンマコガネ。
小型で体全体が泥で覆われているので飛んでいてもなんとなくわかる。
♂は立派なツノを持っていて、ゆっくりとんでいるときなら雌雄の判別も可。
クロマルエンマコガネも良く飛んでいた。
スズキコエンマコガネと比べると飛ぶのが上手いようだ。
クロマルエンマコガネはきちんと目的を定めて飛んでいる感じがするが、スズキコエンマはやや鈍く、少し離れた場所に落ちるようにして着地していた。
スズキコエンマのアップ。
例外なく泥で覆われているのは生態のためか、それとも体表の構造故か?
とにかく安定して泥だらけ。
濡れティッシュでクリーニングしたスズキコエンマコガネ♂。
実は地色が明るい褐色で意外に美しい。
また、ツノも一本ではあるが、緩やかに湾曲していて不思議な造形。
ナリは小さいので見逃しがちだが、アップにするとやっぱりカッコイイなぁ。
スズキコエンマコガネ Caccobius suzukii 2010年5月3日 長野県松本市
EOS50D Tokina AT-X 107 DX Fisheye10-17mm F3.5-4.5 ストロボ、MP-E65mm F2.8 1-5×Macrophoto
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2010.05.14 | Comments(2) | Trackback(0) | 甲虫
