マツトビゾウムシの付属突起
基本的には週イチ更新を目指すこのブログですが、今回はまだ記事が少ないので特例で更新です。
え?目標が低い?何をおっしゃいますか。
“目標は低く近く”
“ネタは小出しに”
このブログの合言葉です。ではチャキチャキまいりましょう。
彼を見つけたのは4月1日。いつも行く公園で、赤松の伐採木にとまっていた一匹のクチブトゾウムシ。模様がちょっとマダラっぽい。
む、よく見ると口になにか付いてますねぇ。食べ残しですか?とりあえずズームしてみましょ。
あん…?
キ………キバぁ!?
ちょっとあんたマンディブzwsぇdcrftvgbyふんじmこなんだこれ?こいつホントにゾウムシかいやゾウムシに違いないでもなんかオオアゴ長いっぽいしいやでも…
しばらく頭の中メダパニ状態。
で、あることを思い出した。たしかクチブトゾウムシって羽化直後にだけ、なんか付いてるんじゃなかったっけ?
家に帰って調べてみるとそれらしい記述が見つかった。
「羽化直後の成虫には大あごに牙状の大きな付属突起があり,地上に這い出る際に土を掘る働きがある.この付属突起は,地上に出ると脱落し,大あごに傷跡が残る.」(日本動物大百科10より引用)とのことらしい。ついでに種類も調べてみたらマツトビゾウムシという種類のようだ。
それにしても「なんか突起が付く」ことは知っていたが、まさかこんなに立派なものだったとは…。いつものことながら、実際に見てみるって事がいかに大切なことか痛感させられる。ちなみに付属突起が落っこちるとこんな顔になります。クリクリオメメが可愛いもんです。
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2006.04.04 | Comments(5) | Trackback(0) | 甲虫
