ベニモンマダラ
今日は所用(姪っ子の誕生日パーチー)があり、フィールドに出たのは午後3時過ぎ。
とりあえずはミドリシジミの様子を見るべく湿地のハンノキ林へ行ったものの、結果は全く見ることができずに惨敗。しかしその周囲でたくさんのベニモンマダラを観察することができた。
ベニモンマダラ
EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
こちらがベニモンマダラ様。食草であるクサフジの花にとまって御満悦な様子であります。
地色はビロード状の質感をした微妙な緑でそこにヴィヴィッドな赤い斑紋が入り、非常に美しいですね。スマートな体型もイカしてます。
どうでもいい話ですが、家に帰ってから画像チェックをしたらカッチリとした一匹のとまり画を撮っていないことに気づきました。まったくもう、これだから俺ってば…orz
ベニモンマダラ飛翔
EOS20D Sigma17-70mmZoom ストロボ
こちらは飛翔しているところです。
前翅の斑紋だけではなく後翅や腹部も赤いので飛んでいるときは真っ赤な虫に見えます。また、飛翔はひっじょ~~~~~にゆっくりとしています。この色は警告色なんでしょうね。おかげで車の中から見た時にはベニカミキリかと思ってしまいました。
ベニモンマダラ交尾
EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
こちらは交尾中のペア。発生初期なのか産卵は見られず、交尾しているペアの姿が目立ちました。こうしてみると二匹の色調が微妙に違うのがわかります。この差が個体差なのか雌雄差なのか、そこまではちょっとわかりませんでした。
ぱたぱたするベニモンマダラ
EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
ちょっと気になったのはこちらの行動。向かって右側の個体がとまったままぱたぱたと羽ばたいていました。左に別の個体がいるので求愛行動なのかと思ったのですが、この時は交尾は成立しなかったようです。よく見ると右の個体の腹部先に黄色の毛ばたきみたいなものが見えますね。これがマダラチョウ科のヘアーペンシルのような働きをするとしたら面白いんだけどなぁ…。
ベニモンマダラ斑紋異常個体?
EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
更にこちらは驚愕のシャア専用個体。
ベニモンマダラは斑紋の配置で亜種区分されているようなので、模様はかなり普遍的なはずです。となるとこの個体はやはり斑紋異常か何かだと思いますが…ここまで来るとちょっと不気味ですね。
ミヤマカラスシジミ
EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
本日のおまけはこちら、ミヤマカラスシジミ。
地味なのでいつも忘れがちな存在です。
そして今日もすっかりその存在を忘れていたために、ゼフかと勘違いして思いっきりぬか喜び…。
紛らわしいっつーの!!ヽ(`Д´)ノ
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2006.07.16 | Comments(3) | Trackback(0) | ガ
