キタスカシバ
相変わらずアイノミドリを探す。
今日は一寸野虫さんと真神ゆさんを道連れにあがいてみたのだが、やっぱり成果なし。
ゼフィルスはアカシジミを一つと不明種を一頭見かけたのみ。
むうぅぅぅ…。
だが、思いもよらぬ出会い、キタスカシバ。
道脇にあった何の変哲もないヤナギの切り株に静止していた羽化直後の個体に出会うことができた。
キタスカシバは日本産スカシバ類の最大種であり、その姿も相まって大変魅力的なガであるのは間違いない。
ただし、フェロモントラップのような裏技でも使わない限り、野外で成虫に出会うのは至難の業だろうと思う。
今回は運が良かった。
撮影しているうちにこちらの気配に気づいたのかウォームアップを始め、そのまま近くの梢へと飛んで行った。
丁度同行のお二人が来たので「ここにいたんですよー」と言っていたら…
切り株の反対側にもう一個体。
うわーラッキー過ぎかも…。
蛹殻と二個体目。
ピンがずれたー!
ヤナギの切り株から顔を覗かせていた蛹殻。
まだあまり遠くへは飛べないようで、二個体ともすぐに近くの梢に止まった。
やっぱスズメバチや…。
スカシバと言えば近くのあのコスカシバも行ける時がなくて行ってないのを思い出した…。
どんどん宿題が溜まっていくなぁ…。
それにしてもアイノ…手強い。
こりゃ今年も無理かなぁ。
キタスカシバ Sesia yezoensis
2010年7月17日 山梨県北杜市 EOS50D EF100mmF2.8MacroISUSM EF300mmf4LISUSM ストロボ
2010.07.17 | Comments(2) | Trackback(1) | ガ
