ゴマダラカミキリ
ゴマダラカミキリ
EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
梅雨の合間、束の間の休み。
諏訪の山は地盤が緩んでいて危険だろうということで、茅野、原村方面へ行く。
なぜだか落ち着けずにそこらじゅうをウロウロしているうちに少しよさげな空き地を見つけた。
ヤマハンノキの幼木が疎らに生え、その下はススキが生えている、なんのことない空き地。
そのなかにある腰ほどの高さのヤマハンノキの枝上に一匹のゴマダラカミキリを見つけた。
いわずと知れたド普通種。
カミキリと聞いてまず思い浮かぶのがゴマダラカミキリという人も決して少なくはないと思う。
ゴマダラカミキリ
EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ
だが、私にとってゴマダラカミキリは見つけるとうれしい「ちょっとイイカミキリ」だったりする。
母方の田舎が養蚕もやっていた関係で私のスタンダード・カミキリはキボシカミキリだ。
小学生の頃、友人が大量のゴマダラカミキリを捕まえてきたことがあった。
太い体、黒くつややかな鞘翅、そして腹面の柔らかな青。
キボシばかり見慣れていた私の目にはゴマダラカミキリはとても魅力的に映った。
それ以来、私のとってのゴマダラカミキリは「ちょっとイイカミキリ」であり続けている。
2006.07.23 | Comments(6) | Trackback(0) | 甲虫
