ツヤクシケアリ
胸部の赤が鮮烈に印象に残るツヤクシケアリ。
日本で唯一ツヤクシケアリ属に属する種らしく、他のクシケアリとは一風違った雰囲気を感じる。
日本産アリ類画像データベースによれば"火山性の山の植生パッチのある岩礫地土中や川原の石下などに営巣する。昆虫の死体や甘露を食物とするようである。羽アリは8月に羽化する。すみ場所が特殊であるため,散発的に分布する。 "とのこと。
ツヤクシケアリたちは特殊な環境を求め、どれだけの時間をかけて分布を広げてきたのだろうか。
小さなアリだけど、その歴史のスケールは結構壮大なものなのかも。
ツヤクシケアリ Manica yessensis
2010年11月7日 長野県小海町 EOS7D MP-E65mm F2.8 1-5×Macrophoto ストロボ(MT-24EX)
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2010.11.10 | Comments(2) | Trackback(0) | ハチ
