コケオニグモ
今日は久しぶりに定時で仕事を上がったので、フユシャクにはまだ早いかな…と思いつついつもの公園へ。
案の定フユシャクは全くという状況だった。
それでもあいつはいるかも…と探すこと20分。
やっぱりいたいた、コケオニグモ。
本日の写真は何故か長辺1600pxです。
クリックしておなかの質感とか見てあげてください(笑)。
ここでコケオニグモに会うのもこれで多分3シーズン目。
もう偶然とは言えないだろう。やっぱりここにはいるのだ。
ただ、この時期にしかいない…なんてことはないハズで、夏場も必ず近くにいるはず。
単にこの時期だと木々の葉っぱも落ち、草も枯れているので目立つというだけだと思う。
やはり気になるのなら別の季節にも通ってみるしかないだろう…ということで今年は何度か見に行ってみたのだが、見事に空ぶってしまった。
冬の間動かなかった個体が春になって姿を消したことを考えると、夏場は案外梢に登っているのかもしれない。
あとおかしいことと言えば、冬場に見つかった個体(累計7-8匹かな)がことごとく小さい、ということ。
どれもこれも10mmぐらいかそれ以下の個体ばかりなのだ(ちなみに今日の写真はこれで等倍=35mm換算1.6倍)。
初めて見たのが2006年の5月の連休のことだったが、その個体は冬場に見た個体よりずば抜けて大きかった。
果たしてこれが生態的なものなのか、それとも単なる偶然なのかはまだ分からない。
それに全部♀っぽい気もするし…。
いや、それ以前にこれが本当のコケオニグモでいいのかすらわからない…というのも一つ。
今まで自分が見てきた個体は山形の高嶋清明さんの見つけた個体とは色や雰囲気がかなり違うように思う。
成長でも色彩が変わる?
それとも地域的な変異か?
ん~…相変わらず謎だらけだこと…。
コケオニグモ Araneus seminiger
2010年11月23日 長野県下諏訪町 EOS7D EF100mmf2.8MacroLISUSM ストロボ(MT-24EX)
2010.11.23 | Comments(4) | Trackback(0) | クモ他 節足動物
