2010年末ベトナム:12/29
前回同じ場所だけと書いたけれど、実は一度Gun Reに行っていたことをすっかり忘れていた。
いかんなぁ…記憶が薄れて来てる。
というわけで、サクサクいきます。
12/29日。これはDambriからGun Reへ行く途中の田園風景。
Dambriでは茶畑とコーヒー畑だけだし、こちらの田圃はインディカっぽいし…ということで、日本の風景とは違いますなぁ。
朝はDambriでキララ待ち。
朝の陽ざしを浴びてヘレナキシタアゲハが梢にとまった。
前回、前々回はDambriでキシタは見ていないが、今回は毎日上空を飛ぶ姿が見られた。
さて、これまで遅い遅いと散々文句を言っていたキララだが、何故かこの日だけ昨年までと同じ時間に降りてきた。
遅いなら遅いで安定していれば分かりやすいのだが、これでまた頭の中が??????な感じになる。
お気に入り。
茶畑の一角でずっと居ついていたチャイロイチモンジModuza procris。
けっこう新鮮な個体できれいなのだが、とにかく警戒心が強い!
何度も追いかけたが、結局寄りきれなかった。
今回は300mmを日本に置いてきたので、最も長いレンズが100mmマクロ。
それでも足りないと感じたのはこの時と、L.dirteaを撮り逃したときぐらいだった。
300mmを置いてきたのには二つ理由があって、一つは体力面。
例年は10月ぐらいから体力づくりをして臨んでいたのだけれど、今年は仕事が忙しくてその時間がなかった。
300mmを外せば荷物はかなり軽くなるのでその方がいいかなと思ったわけ。
もう一つの理由は、300mmに頼り過ぎるのは良くないかな…と思ったこと。
これは昨年一年を通してのテーマで、出来る限り望遠のお世話になるのを避けてきた。
今回不満を感じなかったのはそういう所もあったのかもしれない。
で、Gun Reへ。
ラテライトの急坂が現地の人のバイクで固められてツルツル。
よく滑ります。
そしてこちらはDambriよりも酷い感じに虫が居なかった。
まあ、標高高いししゃあないか…。
トラップを仕掛けてみたものの、来てくれたのはいつものアタマスフタオP.athamasだけだった。
…でも、自分は結構このチョウ好きです。
もともとチョウの中ではタテハが好きなもんですから。
昨年もいたヒメワモンの仲間F.eumeus。
でもやっぱり数が少ない。
気を取り直して近くの吸水ポイント。
やっぱり少ない。
撒かれた水に来ていたベニモンアゲハ。
ここでは新鮮なL.dirteaを撮り損ねた。
綺麗な個体だっただけに、悔しい。
道の脇からトカゲさん。
こうして写真にしてしまうと分かりにくいけど、何気に大きい。
これは日本のアオスジアゲハG.sarpedonに似てますねぇ…。
ええ、同種ですから。
でも、やっぱり普段はご縁のないチョウなので、つい撮ってしまう。
そういえば、デジタルにしてからアオスジアゲハを撮ったのって奄美とベトナムだけだ(笑)。
お茶屋さんの脇に生えた木についていた着生植物の葉蔭に巣を作っていた(長い)アシナガバチの仲間。
やや優しげな配色が熱帯っぽかった。
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2011.02.07 | Comments(4) | Trackback(0) | 遠征記
