2010年末ベトナム:2011/1/1
ずいぶん長引いてしまったベトナム遠征。
今回が最後です。
年が明けて1/1。
しばらく滞在していたBao locの町ともお別れです。
こちらは旧正月の地域なので、元旦の朝といってもいつもと全く変わりありません。
この日は初日に寄ったThac maiへ寄ってからホーチミンへ戻るルート。
Dambriで後半は良くなってきていたので期待していたのだけど…。
雰囲気はすごくいい。
なのに、ムシが全然いない…。
カメラ目線。
行きがけに見つけたハナカマキリと同一個体と思われます。
ほぼ同じ場所にまだ居た。
青空、雨、これだけ条件が揃っていてもでないのか…。
ああ そ~らはこんなに青いのに
風は こんなに暖かいのに
太陽は とっても明るいのに
ど~して?
こん~なに(虫が)い・な・い・の!?
自然と口ずさみたくなる。
前回、前々回とアゲハが集まっていた水場も静か。
珍しくウラギン系のシジミCuretis bulisがやってきていただけだった。
しまいには花を撮ってお茶を濁す人。
Parantica aspasiaは飛んでいたけど、ろくに近づかせてくれなかった…。
というわけで、吸水集団ができるというポイントへ移動…。
こちらはまだマシで、アオスソビキアゲハが複数来ていた。
ただ、日曜ということもあってバイクで遊びに来る人が後を絶たない。
おかげでチョウたちはあまり落ち着けない様子。
もちろんこっちも落ち着けない。
草むらで休憩したところを一枚。
飛び古した個体だが、この種の持つ造形美が際立って見える。
あ、ちなみに止まっているのはオジギソウ。
普通に雑草として生えているので面白かった。
もいっちょ。
とりあえずこれだけ撮れれば御の字。
飛び立った瞬間。
飛んでいる時は速過ぎて見えないけれど、尾状突起はかなりしなるみたい。
これはすぐ切れちゃいそうだ…。
水辺なのでトンボもいるけど…これはシオカラトンボ赤バージョンとかそんな感じ?
手軽に手に入る、東南アジアで見られるトンボ図鑑ってないのかなぁ…。
普通種だけでもあるといいんですけど。
その水辺でこっそりいい雰囲気を醸し出していたトンボ。
艶消しの青が美しい。
更に額が紫にヌラリと光る…。
最後を飾ってくれたすばらしいトンボに感謝。
フィールドワークはこれにて終了。
あとはいつものルート(ホテルで休憩→カニ三昧→帰国)を辿ってきました。
あれからもう二カ月も経つんか…。
時間が経つのは早いもんですねぇ。
こんな私と同行して下さった方々。
そしてダラダラグダグダな更新につきあって下さった方。
本当にありがとうございました。
次回からは通常営業に戻る予定です。
………できるかなぁ。
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2011.03.04 | Comments(4) | Trackback(0) | 遠征記
