アカスジキンカメムシ、孵化ラッシュ
先日紹介した我が家のアカスジキンカメムシ。
その後数も増え、現在は飛来個体が産んだ卵が孵化を迎えている。
アカスジキンカメムシ一齢若虫
EOS20D MP-E65mmMacro ストロボ2灯
孵化直後の一齢若虫。隣には卵殻が見えますね。
一つは孵化できなかった様です。
まだ体色が完全になっていないことから孵化して間もないことがわかります。
アカスジキンカメムシ卵塊
EOS20D MP-E65mmMacro ストロボ2灯
こちらは孵化直前の卵塊。
産卵されてしばらくは透き通ったレモンイエローをしているのですが、孵化が近づくとこのような赤い眼点が見えてきます。
上の写真もそうですが、一つの卵塊には全部で14個の卵からなっています。
これはカメムシ全般にいえることで、卵巣の構造が7対(14本)になっているため、多くの場合卵塊は14個になるのです。
アカスジキンカメムシ卵
EOS20D MP-E65mmMacro ストロボ2灯
卵塊をさらにアップにしてみました。
なんだかダルマが並んでいるようにも見えなくないですね。
赤い眼点がよくあるパックマン形状をしているのがわかりますし、右側の卵では既に触角の形が見え始めています。
白く輪っかに見えているのは蓋の輪郭で、孵化時にはここがパカッと開いて若虫が出てきます。
アカスジキンカメムシ若虫集団
EOS20D EF100mmMacroUSM ストロボ2灯
卵塊は複数あるので成長ステージもばらついています。
右下のちっちゃいのが一齢、中くらいで数が多いのが二齢、一匹だけでかいのが三齢です。
真ん中の三齢が少し長細くなっているのは脱皮が近い証拠。
ほんの数日でこれだけ大きさに差がつくんですね。
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2006.08.08 | Comments(2) | Trackback(0) | カメムシ
