宝の山とゴミの山
諏訪湖にそそぐ上川の河川敷。普段はアシ原になっているが、この時期は時々野焼きされることがある。
普段近づけないので、いい機会だから覗いてみようと歩きまわった。
一番の目的は朽木に入るはずのオサムシだったが、いくら歩いても流木、朽木がない…。
何故だ何故だと思いつつ、諦めて移動したのだが…。
少し先の場所でこんな風になっていた。
懐かしのスパイクタイヤや便器の蓋と共に集められた流木。
これじゃあ見つからないわけだ。
別にあーだこーだ言うつもりはない。
ここを管理されている方々が"不要"と判断したものだからココにあるのだろう。
普段利用せず、管理もしていない人間に、とやかく言う権利はない。
ただ、私などから見れば宝の山である流木も、他の人から見ればゴミでしかない。
そういう現実を、はっきりと認識させられたような気がした。
少しだけ崩させてもらうとヨツボシゴミムシ(多分)が出てきた。
奥に逃げられてしまったので種類は特定できないが、恐らくヨツボシゴミムシでいいと思う。
こういう綺麗な湿地性のゴミムシを見つけると、ちょっとうれしい。
ヨツボシゴミムシの一種 Panagaeus sp.
2011年3月6日 長野県諏訪市 EOS5D EF17-40mmf4LUSM、EOS7D EF100mmF2.8MacroLISUSM ストロボ(MT-24EX)
2011.03.17 | Comments(0) | Trackback(0) | 雑記
