クライヤマオオズナガゴミムシ

タイから戻ったばかりだが、写真の整理もせずにフィールドに出ていた。
やはり日のあるうちはフィールドに出ないと気が済まないらしいね、このアフォは。

連休前にヒメギフチョウを見たポイントではウスバサイシンがすっかり葉を広げ、産卵にも時期は遅そう。
ならばと標高を上げてみたらこっちはまだウスバサイシンのウの字もなかった。
ムカシトンボは大外れで上陸幼虫も抜け殻も、もちろん成虫も見つからず。
こればっかりはもう少し様子を見るほかない。

そんなこんなで今日のネタはまた別。
らな・ぽろささんがクライヤマオオズナガゴミムシとやらを生きたまま採ってきたらしいのでお伺いして見せていただいた。
因みにこのクライヤマオオズ、2010年に記載されたばかりだという。

クライヤマオオズナガゴミムシ
生きているオオズナガゴミムシは恥ずかしながら初めて見た。
その名の由来ともなっている強大な頭部と大顎は餌資源の乏しい地下という環境で確実に獲物を仕留めるためだろう。
鮮やかな赤い体色は、この種が日の届かぬ地下深くで生活し、既に体色も意味をなさないということを物語っていると思う。
同様に複眼も退化し小さくなっているが、その一方で触角は他のゴミムシ類より柔らかいようで、常に先を探りながら歩いている様子が印象に残った。
深海ほど…とまではいかないかもしれないが、地下というのもまだ未知の世界と言っていいのだろう。

クライヤマオオズナガゴミムシ Pterostichus kuraiyamanus
2011年5月8日 岐阜県?産 EOS7D EF100mmF2.8MacroLISUSM ストロボ(SP580EX,MT-24EX)

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テーマ:昆虫の写真 - ジャンル:写真

2011.05.08 | Comments(2) | Trackback(0) | 甲虫

コメント

素晴らしい写真を撮ってくださり感謝です。
この先、この種の生き虫が人類の手に入るかどうか分かりませんので、とても貴重な写真だと思います。

2011-05-08 日 22:22:20 | URL | らな・ぽろさ #- [ 編集]

>>らな・ぽろささん
わざわざご連絡して下さりありがとうございました。
めったにお目にかかれないものですから、貴重な体験でした。

2011-05-09 月 23:14:26 | URL | spatica #- [ 編集]

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