生き物色々 in Thailand:5/2＠カオヤイ国立公園

5月2日。
カオヤイ国立公園二日目。
この日は良く晴れました。

今回は少々分量がありますので、見たい方は"続きを見る"をどうぞ…。
↓

最初に目にしたのは路上に出て来ていたゴミムシ。
ヨツボシゴミムシの仲間だと思うが、大きくて丸い！

丸いといえばタマヤスデ。通称タマちゃん。
この日は条件が良かったのか、路上を横断する個体が沢山見られた。

刺激を与えると丸くなります。

顔。
可愛い。

路上のタマちゃん。

カオヤイさんが見つけた大型ハネカクシ。
大型のハネカクシって、大型のネコ科を思わせるところがある。
特にサビハネカクシが獲物を狙っている時の動きはネコっぽい。

イトトンボも不思議なブルー。

あの木あの木！と言われた木。
よーく見ると…。

枝にオオミツバチの巣がかかっていた。
この写真では一つだけだが、この木にはいくつもぶら下がっていた。

熱帯ですね。

というわけで、チョウを狙って河原にやってきました。

水辺らしくトンボの姿も…。
熱帯でエゾトンボ？なんだか矛盾しているよーな…。

河原に飛んでいたルリモンアゲハ。
今までは見かけることはあっても写真は撮れなかった種類。

名前のルリモンが目を引くが、それなしでも十分美しい。

河原のルリモンアゲハ。

反応が鈍い個体が居たので、調子に乗って目いっぱい近づいてみた。

これぐらいの方が環境はわかりやすいかな。

Hypolycaena amasaも降りてきた。

翅を開いてくれたが無念のピンボケ…。

ベトナムでは見られなかったシロスソビキアゲハも複数やってきた。
スソビキアゲハは何度見ても面白い。

河原のチョウを堪能したあとは公園内を案内していただいた。
チャガシラハチクイとか…。

カササギサイチョウ…。

近づきすぎて飛んで行った…。

足元にはコガシラアワフキの一種。

ん～…ヴィヴィッドだ…。

路上で吸水するボロボロのキオビエダシャク？

なんでもない草むらを見ているだけで色々見つかる。
路傍の花に来ていたエグリハナムグリEuselates属の一種。
こういう熱帯らしいハナムグリを現地で見るのは初めて。
かなり興奮した。

不思議な形態のGraphiumの幼虫。

おや…。
ツノゼミ…。

Centrotypus属の一種？
カッコイイ…。

トゲハムシの一種。

ジンガサハムシの一種。
ラメ入り(笑)。

これは沖縄とかで見るタテスジヒメジンガサハムシに似てますねぇ。

こちらは大型種。

こちらはまたもじゃもじゃと…。
ハゴロモの幼虫のようだ。

眼が怖い。

カオヤイ国立公園にいるシカ(大)。
サンバーCervus unicolorという種のようだ。
人を恐れないようで、御覧の通り、普通に建物の脇とかにも出てくる。

野生のニワトリであるセキショクヤケイも時々出てくる。
鳴き方もニワトリそのものとのこと。

帰り際に車の上を通過したオオサイチョウ。
慌てて出てみたら給餌中だった。
刺激し過ぎないように少しだけ撮影して退散。

もうすぐ出口、というところで路上に大型のサソリ。
チャグロサソリという種類だそうだ。
15センチ以上はあるだろうか。

大型サソリはカッコイイです。

宿に戻って夕飯を食べたらヤモリタイム。

庭の明かりにやってきていたトッケイ。

ストロボを当てると瞳孔が小さくなる。
まぶしい思いをさせてごめん…。

というわけで、いろいろやって撮れたのがコレ。

前日夜から気になっていた鳴き声の主。
大きさはアマガエルほど。

宿の庭にも大きなヤスデがたくさんいた。

2011年5月2日 Khao yai National Park,Nakhon Ratchasima Thailand EOS7D Tokina AT-X 107 DX Fisheye10-17mm F3.5-4.5、Sigma17-70mmf2.8-4DG、EF100mmf2.8MacroLISUSM、EF300mmf4LISUSM ストロボ(SP-580EX)