銀塩のすたるじあ その1:オオクワガタ
ここのところ忙しくてあまりフィールドに出られていない。
そろそろネタが無くなるな…と思っていたら、また尾園暁さんにいい情報をいただいた。
簡単ポジのデジタル化というやつである。
ポジでしか撮っていない虫というのもあるので、これ幸いとやってみることにした。
本来ならブログで古い写真を出すというのは自分のスジに反することなのだが、まぁたまにはこういうのもありか。
一応その1と付けているけれど、続くかどうかは…わからない。
今回はこれまでに一度だけ採集したことがあるオオクワガタの♂。
今でこそオオクワガタはどこにでも売っているけれど、やはり自分が採集したものは思い入れが違う。
たとえそれがボロボロの小さな個体だったとしても、だ。
採集した日は運が良かったのか2頭に出会ったけれども、採集できたのはこの1個体のみだった。
2週間後、採れなかった個体にリベンジをしようとその木を訪れると、既にウロは壊され、硝煙に青く染まっていた。
今でもイヤな思い出である。
その後、灯火に飛来した♀は何度か拾ったけれどあの時ほどの嬉しさはなかった。
出来ることならば、もう一度野外の樹液で出会ってみたいものだと思う。
もちろん、その時は撮影も忘れずに…。
オオクワガタ Dorcus hopei binodulosus
1999年8月 山梨県産(飼育) Nikon F-801s SigmaMacro105mmf2.8EX ストロボ(SB-22) EB
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2011.09.06 | Comments(2) | Trackback(0) | 銀塩のすたるじあ
