ヨコヤマヒゲナガカミキリ
夕暮れのブナ林で久しぶりにヨコヤマヒゲナガカミキリを見つけた。
最後に見たのは6年前になろうか。
確かにピークの遅いカミキリムシだが、まさか10月になってから出会うとは思っていなかったので驚いた。
既に触覚も切れており、長く生きてきたことが伺える。
ブナ、イヌブナに依存する大型美麗種。
まさにブナ林を象徴するカミキリムシの一つと言っていいだろう。
体色はブナの樹皮に擬態していて、ヒゲナガゴマフカミキリと共に双璧を成している…と思う。
かつてはかなりの珍品とされていたようだが、最近はさほどでもないようだ。
♂は深夜に灯火に飛んで来るというし、♀は夕暮れにブナの根際を見ていくことで見つかる。
ただ、♀は灯火にはあまり飛んでこないし、♂は低い位置までは降りてこない。
一つの方法ではどちらかしか見られないということだ。
かく言う自分もルッキングメインのため、♂はまだ見たことがない。
…と思ってたけれどなんだかこの個体♂っぽい気もするな…(汗)
で、調べた結果、やっぱり♂でいいみたい。
触角…。
ヨコヤマヒゲナガカミキリ Dolichoprosopus yokoyamai
2011年10月8日 新潟県十日町市 EOS7D EF8-15mmf4LfisheyeUSM,EF100mmMacroLISUSM ストロボ(MT24EX)
- 関連記事
-
-
コニワハンミョウ 2011/10/26
-
ムネアカセンチコガネ 2011/10/23
-
ヨコヤマヒゲナガカミキリ 2011/10/10
-
ゴモクムシの食事 2011/09/14
-
ノコギリクワガタ 2011/08/30
-
2011.10.10 | Comments(3) | Trackback(0) | 甲虫
