ランカウイ日記+(ぷらす) 12/24
さて、今日あたりからランカウイの写真を貼っていこうと思っています。
ちゃんと同定しようとしていると、絶対にアップが遅れる、もしくはアップできないのはタイの事例で経験済み。
なのでとりあえず貼ってみよう…という考えです。
今回は12/23日午前の便だったため12/22に成田で前泊。
12/23一日を使って移動し、翌日の12/24から現地での活動を開始した。
一枚目は昼飯を食べた食堂。
いかにもリゾートな感じでとてもまったり。
ナシゴレンとアップルジュースが美味しかった。
まずはポイント1。
曇りベースなため、あまり虫の姿は見当たらない。
何かいないかと目を凝らしていくと…。
葉上にゴキブリ。
5月にタイでみたキスジワモンゴキブリと似てるなぁと思っていたら…
あ、コレもタイで見たアワフキ。
なるほど、近いだけあって昆虫相は被っている部分が多いようだ。
最初のゴキブリの幼虫と思われるゴキブリ。
タイで見たのもこれだと思う。
更にウロウロしているとスカシバ発見。
にわかスカシバ屋モドキの自分としては非常に嬉しい。
緑色の体色と長い後脚が美しいが、やや飛び古しているね、とCelastrinaさん。
ちなみに一匹見たらもう一匹…というのが自分のスカシバ観。
必ずいるはずだ、と完全にスカシバ目に変えて探しだす。
でも目につくのはマダラテントウとか…。
ほどなくして新鮮な個体を発見。
一個体目より小ぶりだね~なんて言いながら撮影。
しかしその後この個体を発見し、撮って採る。
おみやげにCelastrinaさんの所に持っていくと、この個体は♀だとおっしゃった。
そういわれれば確かに体色も違うし体型も違う…。
この個体は新鮮だし、鮮度の問題じゃなさそうだ。
これは雌雄異型の種なのだろうか?
それとも別種?
詳しくはこれからの結果待ち。
アリ擬態のカマキリ。
この姿は若齢のときのみだろう。
テダセキレイシジミDrupadia theda renonga(亜種小名はとりあえず)。
マレー半島のものはタイのものと別亜種になっているようだが、これはどうなんだろう?
ココでお昼を挟んで移動。
ポイント2へ。
ハネナガヒシバッタカコイイ。
トガリメバッタはたくさんいるが、やっぱり場所を選んで止まっている。
熱帯と言えばコガシラアワフキ。
コガシラアワフキ図鑑ってないのかな…。
あまり虫を見つけられないでいると…いたいた。
ツノゼミー!
ツノゼミ本をマレーまで持ってきてよかった(笑)。
サファイアツノゼミCentrotypus flexuosusの様な気がするが、肉眼で見ても黒っぽく見える。
うーん…別種?日齢が経ってるだけ?
わかりません。
そしてコレには騙された!
ゾウムシではなくてタイで見たヒロズアシブトウンカ科EurybrachyidaeのAncyra sp.と同じ仲間だろう。
ネットで調べてみるとAncyra annamensisという種によく似ているが、やっぱり詳しくは分からない。
子連れヘリカメ。
ホシカメムシの一種。
こういうのは熱帯・亜熱帯ならでは。
何か昼蛾みたいなのがいるな…と思って撮影してみたらイシガケチョウ!
しかもタイで散々見たマルバネイシガケチョウCyrestis coclesの♀とか…。
勉強が足りません。
で、最後にシャマキマダラルリツバメSpindasis syama。
今回はちょうど発生期なのか、何度か見かけることになった。
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2012.01.03 | Comments(5) | Trackback(0) | 遠征記
