マダラクワガタ
今日は久々のプチ遠征。
らな・ぽろささんに案内していただき、富士山麓へ。
狙いは日本最小のクワガタ、マダラクワガタ。
現地へ着いてしばらくは二人とも幼虫しか見つけられずに大苦戦。
自分もまだ二度しか採ったことがないし、それも10年以上前の話。
時間と共に、経験とかもどこかへ行ってしまったらしい。
幼虫はごく普通のクワガタムシ体型。
ただし、小さい。
かなり粘り、らな・ぽろささんが良い木を見つけてくれたおかげで久々のマダラクワガタとご対面。
ずっと気になっていた存在であり、これで喉のつかえが一つ取れた感じがした。
このクワガタと思えない体型、色彩が良い。
もう一匹。
♀個体。
外で色々やるのは時間がもったいないので自宅に帰ってから再撮影。
♂成虫。
前胸背板前方が突出し、デコッ八に見えるのが特徴。
また、大腮は小さいながらも頑強で上方に湾曲する。
♂正面。
一方♀は前胸背板前方がなだらかで大腮も細く湾曲しない。
全体的に柔らかく、優しい感じの面構えである。
しかし、こんな写真ばかり並べていると本種の"日本最小のクワガタ"という最大のアピールポイントがサッパリ伝わらない。
恐らく実物を見たことがない人はどんな大きさか想像しづらいだろう。
で…指に乗っけてみた。
こんな感じ。
文字通り、米粒サイズのクワガタなのだ。
さて、まだ地元ではこのクワガタを見つけていない。
過去に記録もないだろう。
環境からしていないとは思い難いのだが…。
いつか、身近なところでこのクワガタに出会うことが出来るのだろうか。
マダラクワガタ Aesalus asiaticus
2012年2月11日 山梨県富士河口湖町 EOS7D EF17-40mmf4LUSM,MP-E65mmf2.8Macrophoto ストロボ(MT-24EX)
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2012.02.11 | Comments(2) | Trackback(0) | 甲虫
