フジミドリシジミ
アカシジミの乱舞から一夜明け、翌日はどこへ行くか迷った。
ここまで来たのだからキタアカシジミ(カシワアカシジミ)を見ようかとも思ったのだが、結局フジミドリシジミの様子を見て、駄目ならキタアカに行こうか、という話になった。
ポイントについて歩きだすとすぐにCelastrinaさんがフジミドリを見つけてくれた。
低い所へ吸水に降りている♂。
初めて見る姿におおお…となる。
ところがその後少し歩くたびにフジミドリが飛び出す。
こんなことは滅多にないらしい。
綺麗な♀も下草に静止していた。
♀の開翅。
ちょんちょんと飛んでは翅を開く。
とにかくよく降りるところへ行こうと歩きながら、ze_phさんは「ここまでで、もういつもより成果が上がってます」とのこと。
このあとが凄かった。
とにかく次から次へとフジミドリが降りてくる。
分かりづらいが、この中に4頭のフジミドリが写っている。
ただ、どの個体もすぐに飛び移ってしまうのに加え、足場も決して良いわけではないのでなかなか撮影できない。
そんな中、唯一のチャンス。
んー…寄り過ぎたorz。
フジミドリのあの感じが出ていない…。
この日見たフジミドリの数は少なくとも30-40…あるいはもっといただろうか。
「こんなことは10年に一度です」とはCelastrinaさんの弁。
その稀有なチャンスを活かせたかどうかは別として、とにかく貴重な体験だった。
こんなことは多分、この先一生ないだろうなぁ。
もし、もう一度フジミドリに出会えるのならば、きちんと雰囲気まで写し込みたいと思う。
フジミドリシジミ Sibataniozephyrus fujisanus
2012年7月1日 青森県青森市 EOS7D EF8-15mmf4LUSMfisheye,EF100mmf2.8LMacroISUSM ストロボ(SP270EXII)
- 関連記事
2012.07.10 | Comments(0) | Trackback(0) | チョウ
