アキアカネの季節
アキアカネ EOS20D EF180mmMacroUSM ストロボ
秋はやっぱりアキアカネの季節でしょう。
羽化をするのは初夏ですが、しっかり色づいてくれるのはこの季節です。
アキアカネと言えばアカトンボの代表選手なわけですが、「アカトンボの代名詞」なんて名前ばっかりが一人歩きしている感があって、実のところアキアカネをしっかり識別できている人って少ないのかもしれません。
意外にもアキアカネは地味めで渋い、玄人好みなトンボだと思います。
アキアカネ連結飛翔 EOS20D EF180mmMacroUSM
アカトンボといえばやっぱり連結してなくっちゃ♪
自分が小さい頃には「つながりとんぼ」なんて呼んでましたが、他にも色々言い方があるのかもしれませんね。
アキアカネ産卵 EOS20D EF180mmMacroUSM ストロボ トリミング
こちらは産卵。
アキアカネはつながったまま水に腹端を打ちつける、連結打水産卵というスタイルをとります。
雨上がりの水溜りや車のボンネットの上でピコピコと跳ねているところは誰もが見たことがあるのではないでしょうか。
しかし見ていると、振り回されるメスがちょっと可哀そうな気がしてきますね。
撮影していて驚いたのは、産卵中のアキアカネが意外と神経質だったこと。
不用意に近づくと逃げ出すどころか連結を解いて散ってしまうことが何度もありました。
他のトンボは産卵中だと警戒心が薄れていることが多いのですが、最も普通種のアキアカネの警戒心が強いとは…。
身近なものもよく見ていなかったのだなぁと反省しきりな私なのでした。
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2006.10.15 | Comments(2) | Trackback(0) | トンボ
