アオバセセリ幼虫
コシアカスカシバ探しをメインにやせがま氏のフィールドを訪れたわけだが、案内リストの中に名前が挙がっていたものの中にまだ見たことがないものがあった。
アオバセセリ幼虫。
成虫は何度かお目にかかっているけれど(かなり前)、幼虫といえばコレがさっぱり。
地元にもいる可能性はあるが、生息ギリギリのラインなのかまったく見たことがなかった。
案内してもらうと普通の雑木林の中にあるアワブキの小木にソレが付いていた。
アオバセセリの幼虫巣。
近似種の巣はベトナムで見たと思うけれど、日本のものは初めてみた。
思ったより低い所に付いているのが意外だった。
もっと高い所にあるのかと思っていたのだけれど。
さっそく幼虫巣を手繰り寄せて中を開いてみると…。
なんだかなぁ。
幼虫もまたサイケな模様で日本のイモムシとは思えない。
アオバセセリ自体、日本のチョウというよりは東南アジアのチョウというイメージが強いし、どーにもここにいることが不思議な虫だよなぁ、なんて思ったのだった。
アオバセセリ Choaspes benjaminii
2012年9月16日 狭山丘陵 EOS7D EF100mmf2.8LMacroISUSM ストロボ(SP270EXII)
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2012.09.23 | Comments(3) | Trackback(0) | チョウ
