フユシャクシーズン開始?
土曜は真神ゆさんからのお誘いを受け、フユシャク探しに赴く。
仕事を終えて遅れて現地に到着し、さっそく歩き始めると木道上に見覚えのある姿。
チャバネフユエダシャク類の♀である。
昨年久しぶりに見ることができたが、今年初めてのフユシャク♀がコレとは幸先がいい。
このホルスタイン柄の♀にはチャバネフユエダシャクとオオチャバネフユエダシャクの二種類がいるのだが、♀単体での同定は極めて困難な上に、ここでは二種が同所的に生息しているということで、残念ながら種の特定にはいたらなかった。
こんどはそのすぐ脇でフタスジフユシャクの交尾ペアが見つかる。
フタスジフユシャク自体を認識したのは今回が初めてだが、そもそもフタスジフユシャクの交尾ペアが見つかること自体がかなり幸運なようだ。
…ところが幸運が続いたのもここまで。
そのあとはぐんぐんと気温が下がり、あっという間に氷点下。
フユシャクの飛翔もなく、目的のミヤマフユナミシャク交尾ペアの発見には至らなかった。
いったん街場のコンビニまで戻り真神ゆさんたちと別れてから、別ポイントへ。
二か所のうち一か所はあてが外れたが、もう一か所ではクロオビフユナミシャク、チャバネフユエダシャク、フタスジフユシャク、ウスオビフユエダシャクを見ることができた。
これはウスオビフユエダシャク。
撮影したのはこれが初めてかもしれない。
なにはともあれ、今年もフユシャクシーズンが始まった。
もう少し突っ込んでみたい気もするが、どこまでいけるかなぁ。
チャバネフユエダシャクの一種 Erannis sp.
フタスジフユシャク Inurois asahinai
ウスオビフユエダシャク Larerannis orthogrammaria
2012年11月10日 長野県伊那市、長野県茅野市 EOS7D EF100mmf2.8LMacroISUSM ストロボ(MT-24EX)
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2012.11.11 | Comments(0) | Trackback(0) | ガ
